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October 2019

October 30, 2019

マダニを除去する方法

マダニの被害が話題になっている。 昔、仕事で米国に行った時にマダニが話題になったことが有ったが、その際に引っ張って取ろうとしてはいけないと教えられた。

理由は、無理に引っ張ると首が取れて残ってしまい、それを無理矢理取り除くと後で化膿することがあるからだそうだ。 だから引っ張って取ろうとせずにタバコの火を近づけると良いと教えられた。 火を近づけるとマダニは火から逃げようとして自分から離れるので、そこをつぶすのが安全だとのこと。 マダニが耳の穴にない利根だ場合にも使えるとのことだった。

最近はタバコを吸う人が減ったので、代わりに蚊取り線香や仏壇用の線香が使えるだろう。

量子コンピューターでインターネットのセキュリティが崩壊する?

グーグルの発表で、10年以上前から研究が進められている量子コンピューターが実用にまた一歩近づいたようだ。 量子コンピューターは多数の企業や研究機関で開発が進められているが、計算原理の他動作環境などの様々な制約で気軽に使えるようになるにはまだ時間がかかりそうだ。

しかし、世界の何カ所かでは試作機が稼働していて、数年前のNHKの放送ではカナダの企業が開発している量子コンピュータを日本からオンラインで利用する様子が紹介されていた。 当分はこのような形で計算センターにおかれた量子コンピューターをオンラインで利用する形になるのだろう。 これは大型コンピューターが出現した当初に行われていたのと同じだ。 ただ専用通信回線がインターネットに変わっただけだ。

計算処理が電子計算機より桁外れに早くなると期待されている量子コンピューターだが、困ったことが一つある。 それはネットセキュリティだ。 現在のネットセキュリティは暗号を解くのにスーパーコンピューターでも数千時間という膨大な時間がかかることに依存している。 ところが量子コンピュータではそれが数マイクロ秒以下に短縮されてしまう。 つまりどんな暗号も簡単に解かれてしまうと言うことで、暗号に依存するネットセキュリティは事実上意味が無くなってしまう。

インターネットのセキュリティが崩壊するというのはそんな理由からだ。 そうなると機密性の高い通信では、中継サーバーで自由に盗聴ができるインターネットを避けて、昔ながらの専用回線利用が復活するかもしれない。 これは基本通信インフラのパラダイムシフトが起きる可能性を暗示している。

October 29, 2019

アラビア湾の航行安全を確保する最善策

ペルシャ湾を航行する日本船および日本企業の傭船の安全を確保するには、自衛艦を派遣するよりも良い方法がある。

それは海自の連絡将校をイランに派遣して、イランに日本に関係する船の航行情報を通知することだ。 日本とイランは友好国であるので、航行情報を通知して攻撃しないよう要請することが出来る。

トランプ氏の気に入らないことは明白だが、日本に関係する船舶のペルシャ湾での航行安全を確保するにはこれが最善だ。 もしこれで日本関係船舶が攻撃されることがあれば、それはサウジアラビアかサウジアラビアに関係する海賊、あるいはモザンビクなどを根拠地とする海賊の犯行と言うことになる。

慣用句の誤用

文化庁の調査で慣用句を誤用している人が多いとの結果が発表された。

報道された内容を見ると、聞きかじりで正しい用法を自分で調べないためと思われる。

「砂をかむような」は「臍をかむ」との混同と思われるし、「天地神明に誓って」を「天地天命に・・・」と誤るのも正しい意味や用法を自分で調べない為と思われる。 その他のもののについても、正しい用法をや意味を自分で調べないので間違えたまま使っているように見える。 これらは国語辞典に当たってみればすぐに分かるのだが、その手間を惜しむのだろう。

ところで諺の「訊くは一時の恥、訊かぬは一生恥」も知らぬ人が少なくないような気もするが・・・・。

言いがかり

有名人のSNS炎上や批判殺到というメディアの記事をよく見るが、内容を見ると全くの言いがかりやこじつけ、あるいは因縁に等しいものも少なくない。

ネットの世界には、非難書き込みで書き込まれた人が傷つくのを見て、リアル世界での欲求不満を解消しようとする人が多いので、非難されても無視して意に介さないのが良い。 そうしていれば書き込んだ方がますます惨めになるだけで、いずれもっとくじけてくれる他の標的に移って行くだろう。

コメントは承認後に公開する設定に出来るのであれば、未公開にしておいてまとめてくずかご行きにするのも良い。

October 28, 2019

ヒュドラの首

ギリシャ神話の怪物ヒュドラは蛇の体に九つの首を持ち、この首は切っても再生するため退治するのが困難だった。 ISやアルカイダの様な非政府組織はこのヒュドラのようなもので、首領を暗殺してもすぐに次の酒量が出てくるのできりが無い。 また分散型組織であることが多いので、本拠地を破壊しても散らばって別の根拠地を本拠にする事が出来る。 むしろこのような場合、組織そのものも分裂増殖することさえある。 世界にいくつも存在するアルカイダ系やタリバン系の組織がそのことを証明している。 「最高指導者」を殺されたISやアルカイダも恐らく散らばって存在を続けるだろう。

このような組織を潰すには、まずそのような思想が広がる土壌を改質しなければならない。 なぜ構成員が引きつけられるのかを調べ、彼らの不満が軽減亜sレル様な政治を行うことが必要なのだ。 キリスト教徒には気に入らないだろうが、キリスト教的価値観や道徳観を異教徒に押しつけていないかどうかの検証も必要だ。

キリスト教もイスラム教も彼らの神を崇拝しないものを改宗させることを信者の義務としている。 これが信者でないものへの押しつけを意識せずに行う原因になっているのではないかと考えるが、これはキリスト教徒にとってもイスラム教徒にとってもそれを放棄することはうけいれがたいだろう。 何しろ物心つく前からの教育ですり込まれている考えだからだ。

そして彼らはそれぞれの価値観や競技を押しつけ合うことは止めないだろう。 それは唯一絶対の神の要求する正しい行いだからだ。

October 27, 2019

乱立候補

まるで反社のN国党首が次々と立候補を繰り返している。

このように当選の見込みがないのに売名や通常のメディアでは規制されて売り込めない主張を目的に、むやみやたらに立候補を行う者は昔からいる。 古くは大日本愛国党党首の赤尾敏氏、比較的最近では自称する党名は忘れたがどこぞの社長の羽柴秀吉氏などだ。

公民権を停止されていない限り立候補は憲法で保障されている権利だが、その権利を乱用したり悪用する者がいるのは困ったものだ。 有権者が良識を持って、このような人達を落選させるしかない。 前記の両氏とも何十年も立候補を繰り返し落選し続けた末に、恐らく高齢で体力が無くなり出てこなくなったものと思われる。 N国党首も高齢で断念するまで落選させ続けよう。

八村塁好調

NBAが開幕して、八村塁がルーキーとしては大活躍を見せて注目されているそうだ。

やっかみから通用するはずがないなどとけなす向きもあったが、まずは喜ばしいことだ。 好事魔多しで怪我が怖いが、そうならずに出場を続けて欲しいと祈る。

ラグビーのルーツが日本へ

ラグビーワールドカップもいよいよ決勝戦だが、数日前のネットで英国のパブリックスクールのラグビー校日本に分校を作る準備を進めているとほじられていた。 小さな記事だったが、ラグビーの発祥地であるラグビー校の分校は高校ラグビー選手権に参加してくれるのだろうかと考えてしまった。

ラグビーワールドカップ

6対4でニュージーランド有利と予測していた試合はイングランドの勝利、同じく6対4と予想していた南アフリカはウエールズに勝利。 いよいよ残りが少なくなってきたが、まだ2試合楽しめる。 楽しいのだがつい力が入って肩が凝る。

しかし、やはりトップ5は強い。 まだまだ日本は歯が立たないが、ラグビーファンが増えて選手が増えれば近づいて行けるだろう。

前提を変えるべき?

この数年の豪雨災害を見るとこれまでの常識が通用しなくなっているとの感を強くする。 敗戦後にいくつかの強力台風が襲来して大被害をだしたため、その後はそれを基準とした想定で治水が行われて成果を上げてきた。 しかし10年ほど前からこれまでの想定を超えて記録を塗り替える豪雨が増え、この数年はそれが日常的になってきた。

このため我々はこれまでの常識を捨て、川沿いの低地では氾濫(洪水)がどこでも起きる可能性が有り、それはしばしば数mを超える大水害になり得るものと考えねばならなくなっているようだ。 かつて水田だったところに土盛りをして造成した住宅地が多いが、そのような住宅は水害に遭う可能性が高いと言うことだ。 また、東京西郊に多い台地に入り込んだ谷筋も、大地上に降った雨が流れ込んで集中するため洪水の危険がある。 このような場所では水害が起こりうるという前提で建物を建て、既に建っているものは浸水対策を講じておく必要があるだろう。

かつて話題になった「ゲリラ豪雨」も大規模化して今や「ゲリラ」とは言えなくなっている。 雨との全面戦争に備えなければならないのだが、より強固な堤防や大容量の遊水施設を作るには多額の費用が必要だし用地収用にも建設工事にも数十年単位の年月がかかる。 かつて蓮舫氏が嘲笑した「国家百年の計」が必要なのだ。

とはいえ、それを待ってはいられない人も多い。 それまでは各人で洪水対策を立てておかなくてはならないが、それには大河川周辺の洪水多発地帯に数でいた先人の知恵を参考にすると良いのかもしれない。

October 26, 2019

札幌への変更は決定済みと

小池知事がIOC委員との会談でマラソンと競歩をあくまで東京で行うよう主張したが、既に決定済みとはねつけられたそうだ。

要するにオリンピックのことはIOCに決定権が有り、開催都市には何の権限もないらしい。

いっそのこと東京オリンピックを返上してはどうか? IOCから日本は除名されるだろうが、それがなんだというのだ? オリンピック二酸化出来なくても、トップ選手以外は何の不都合もないだろうに。

それはそれとして、既にマラソンや競歩の開始時間は観客の足を考えれば既にあり得ない時間になっている。 そのことについて、小池知事はどう考えているのだろうか?

魔法の水

ラグビーでは「魔法の水」と言われる水がある。

激しい接触などで選手が動けなくなると、サイドラインからスタッフが水を届ける。 選手がその水を一口二口飲んで一息つくと元気を取り戻してプレーが再開されるから、選手を癒やす魔法の力がある水と言われるようになったかのだ。

昔の日本では、金色のアルマイトのヤカンを持ったスタッフが走って行ったのだが、今回のワールドカップではペットボトル入りの水が運ばれている。 しかしそれを一口飲むと選手が元気を取り戻すことは変わらない。

豪雨禍は世界的

この一ヶ月、東日本は豪雨禍に見舞われていが、豪雨禍は日本だけではない。

この夏、フランスやスペインでは過去何世紀も洪水が起きたことがない地域で、豪雨による洪水が発生している。 また米国でも各地で大規模場洪水が発生している。

このように豪雨禍はこの夏、北半球の温帯から冷帯地域で多数発生している。 これは海水温上昇によって大気中に供給される水分が増加している事と関係がありそうだ。 このため、大気の循環とそれによって運ばれる水分量が変化し、これまで豪雨がほとんど無かった地域で大量の雨が降るようになった可能性がある。

温暖化の進行によって海水温が上昇し続ければこの傾向はさらに続き、世界的な降雨パターンは変化を続けるだろう。 それを予測して対策を考える必要があるので、気象学者とシミュレーション専門家が協力して研究を行う必要がある。

また、海水温の上昇は海流も変化させる可能性がある。 これも今後の予測を行う場合には考慮しなければならないだろう。

October 25, 2019

大統領弾劾へまた一歩?

元ウクライナ大使がトランプ氏が、軍事支援と引き替えに政敵の家族の違法性をの調査を溶融したと証言して米国に衝撃が走った。

共和党議員ですら弾劾調査に承認するものが増えているそうだ。 その一方で強硬に弾劾調査に反対する共和党議員もいて、共和党内分裂が起き始めているようだ。

トランプ氏は例によって証言は嘘だと主張するだろうし、先祖代々の共和党支持を理由にトランプ氏を支持する共和党支持者もまだまだ多い。 今後どうなるのかは見通しづらい。

しかしトランプ氏がまた一歩追い詰められたことは街がないだろう。

身体検査

またまた違法行為が原因の閣僚辞任。

以前は閣僚候補について、就任後に 違法行為や反道徳行為などでメディアや野党に追及されるような問題点を抱えていないかどうかを調査した。 調査は党機関が派閥のボスを通じて行ったのだろうが、この問題点有無の調査を身体検査と呼んでいた。 そして任命後に問題点が発覚すると、首相と党機関が身体検査が甘いと非難され、任命責任を追及されたものだ。

しかし最近は身体検査を行わないのか、簡単にメディアに発見されるような問題点を抱えている閣僚が多すぎる。 見つかっても批判されても、任命者は「ボクがしたんじゃないから」と責任を取ろうとはしない。 これも「見つからなければ良い」、「見つかりはしない」が蔓延する現代の風潮を反映しているのだろうか?

ともかく世の中自分に甘い人間が多すぎる。

October 24, 2019

身勝手な!

耄碌しているから70歳以上は自動車免許を取り上げると言うかと思えば、今度は寿命が長くなったから90歳まで働かせると言う。

権力者は身勝手だ。 特に言葉を言うだけで肉体を使って労働しない権力者は。

October 21, 2019

今度はOfficeの偽メール

Apple、Amzon、Lineなどの偽メールが氾濫していますが、今度はOfficeの偽メールが登場しました。 そもそもタイトルの日本語がおかしいので引っかかる人はいないと思いますがご用心を。

--------------以下偽メールの引用(フルテキストモードの表示)--------------
タイトル;officeアカウント情報を完善してPinコードを設定。

本文;
Microsoft ロゴ

いつもお世話になっております。
officeのご利用いただき、ありがとうございます。違法者はコピーや誘導でユーザーのプ
ロダクトキーを獲得して、たくさんのユーザーはofficeのご利用はできなくなります。対
策案として、安全運営チームはプロダクトキー保護システムを更新しました。Pinコード
はプロダクトキーの濫用を防止することができますので、Pinコードを設定して大切に保
管してください。

officeにログインしてアカウント情報を完善させて、Pinコードを設定してください。

Pinコードを設定します <http://gdr03-account-resetting-support-microsoft.com/>

officeに対する信頼に感謝し、より良いサービスの提供に努めていきます。
よろしくお願いします。

Microsoftアカウントチ一ム

--------------引用終わり--------------

突っ込みどころ満載の変な日本語なので、いつもの事ながら笑いました。

なお、Message IDは<eaeb6273-57f5-8318-ebec-ddf7b6a6f503@0937.com>で
Return Pathは<account-security-noreply@0937.com>ですがこれらはメーラーに任意に設定出来るのでメールによって異なるでしょう。

なお、送信元サーバーは<78-83-254-210.spectrumnet.bg>で所在地はブルガリアです。








監督の無能

新しい朝ドラの評判が今ひとつとの報道がある。 ヒロインが女子高生に見えないというのが理由だそうだ。 私はちらりと見ただけだが、それでもヒロインがアラフォーの主婦に見えた。

どうも現在の日本のテレビドラマは、ヒロインの女優を魅力的に見せるという点だ韓国ドラマに較べると大きく劣っているように感じる。 最も韓ドラは同工異曲の筋書きが丸見えのものが多いので、女優の魅力で見せなければ持たないと言う事情はありそうだ。 だがそれだけに女優、解くにヒロインを魅力的に見せる技量が日本より優れているのが分かる。

これに対して、日本のテレビドラマは出演者の知名度に依存して制作者、特に監督(ディレクター)の資質の重要性を軽視してているのではないかと思う。 監督の才能が無いので、監督の指示に従って仕事をする俳優、メーク、カメラマンなどの仕事の質が下がってしまう。 それはまた、才能のないものが制作局に選ばれて仕事をしているということだろう。

良い銅鑼mを作るには、監督、台本作家、俳優、そしてカメラマン、メーク、道具係など全てに有能なスタッフをそろえる必要がある。 だがまず、最も重要な監督選びでしくじっているような気がする。

韓国チョ氏の妻の逮捕状請求

韓国検察が元法相チョ氏も妻の逮捕状を請求したと報じられている。

しかし逮捕状が出るかどうかは分からない。 理由はこれまでの振る舞いから、裁判所は政権者に忖度するとみられるからだ。 いまごろ大統領に忖度して逮捕状の発行を拒否する方向で口実を検討していることだろう。 支持率をにらんでどうするかを大領と相談しているかもしれない。

ムン大統領は、退任後に自身と取り巻きが違法行為で処罰されない為に司法改革を図っているが、どこまでそれが出来るだろうか。 それは韓国人の選択する事ではあるが、ムン氏の改革が成功すれば富裕層の特権階級化が進むことになるので関心を持ってみている。

仏の顔は何度まで?

「仏の顔も三度まで」と言う言葉があるが、EUの寛容は何度までなのだろうか?

ごねればもっと有利な離脱条件が獲得できると味を占めた条件闘争派と離脱絶対反対派がともに、政府がまとめた離脱条件に反対するので英国議会は大混乱だ。 政府は仕方なく再交渉を求め、EUはこれまでの所は応じて来た。 しかしEUはいつまで再交渉に応じるだろうか?

仏の顔は三度まで、EUの寛容はあと何度まで?

October 20, 2019

英国紳士のスポーツ

日本とフランスが破れ、残った4強は全て英連邦諸国。 やはり英国紳士のスポーツに由来するだけに強かった。

でもアイルランドとスコットランドを破り、強豪国を慌てさせた日本も強くなりました。 今回増えたファンの後押しをうけてこれからももっと強くなってください。

お疲れ様でした。

高地性集落

弥生時代の特徴の一つが高地性集落だと言われる。 高地性集落とは、その時代には丘の上などの周囲より高い場所に集落が作られることが多かったのでそうよばれている。

集落が高い場所に作られて理由についてはいくつかの説があるが、この時代には戦争が多かったので見晴らしが良く敵を見つけやすく防御もしやすい丘の上など過去呑まれたと言うものが有力とされている。 しかし戦争以外にも、当時の人々には高い場所に住む切実な理由があったと思われる。

弥生時代には水稲の稲作が広がり、人々は川の周囲の低湿地で水田を作って育てていた。 そのような場所は大雨が降れば氾濫が起きやすいし、蚊、虻、蛭などの吸血性生物も多く病気にもなりやすいので住むには適さない。 そこで湿気が少なく健康的な住環境を求めて近くの高台に住むようになっただろうと言うことだ。

つまり、高地性集落は戦争による被害を避けるだけではなく、健康的な住居環境を求めたために作られてと考えている。

October 19, 2019

開催都市には何の権限もない?

酷暑対策でマラソンと競歩の開催地を札幌に変更するとIOCが決めたそうだ。

これに関して、開催都市の東京にも、変更先の札幌はもちろん日本政府にすら事前の打診や相談はなかったという。 オリンピックはIOCの良いなりに行うもので、開催都市はIOCの指図に従う以外何の権限もないらしい。

そもそも開催時期に無理があるし、東京はそれを承知で開催に良い季候だと嘘をついて誘致したらしいし、IOCも嘘だと知ってなんとかなると近年の日本の酷暑wなめていたようだ。 しかしこんなIOCの勝手を繰り返していれば、ただでさえ減少している開催希望都市がますます減少するだろう。

開催希望都市が途切れた時、IOCはどうするのだろうか?

カレーの気持ち?

教員いじめ事件に関連して、カレーがいじめの道具にされるのを見せられた児童の気持ちを慮ってカレー給食を中止したと言う。

これに対して、カレー好きから「カレーに罪はない」、「カレーがかわいそう」、だから中止に反対するなどと、あたかもカレーが虐待されているかのような非難が殺到しているという。

しかし彼らにとって、子供の気持ちとカレーの気持ちとどちらが大切なのだろうか? 私はもちろん子供の気持ちをとる。 傷ついた子供の気持ちが回復するのを待ってカレー求職を再開しても、カレーを虐待することにはなるまい。

子供の気持ちよりもカレーの気持ちを優先することには反対だ。

千葉県民に無礼千万な!

東大王何とかというテレビ番組でのこと。

謎かけで「房総半島と掛けてゴミ袋と解く、心ははんとうめい」だというのだが、これは千葉県民に対して無礼千万だと思うのだが、千葉県民はどう感じただろうか?

私なら同じ「心ははんとうめい」でも「花嫁のベール」とでも解くが如何?

October 18, 2019

一編成が移動?

北陸新幹線の車両基地の水没被害を伝える報道を見ていてオヤと思った。

理由は七編成並んでいる車両の内、一番高架より(東側?)の一編成の位置が水没直後と現在とで位置が変わっているからだ。 水没後の水位が上がっている間に浮き上がって流されたのだろうか。 この編成と高架側から5番目の編成が中間部で脱線している様に見えるので、車両が浮き上がるほど水位が上がったのかもしれない。

October 17, 2019

東京の地形

東京は江戸時代以降に埋め立てられた海岸沿いの低地と武蔵野台地、そして武蔵野台地に入り込んだ大小の河川の谷からなっている。

低地は荒川や江戸川(元は利根川の本流だった)が運んだ土砂が堆積した軟弱地盤で、武蔵野台地は富士山や浅間山などの噴出物が堆積した比較的乾燥したローム層から出来ている。 そしてそこを多摩川の様な大河川のほか入間川、野川、神田川、善福寺川、石神井川その他の中小河川が浸食していくつもの谷が出来ている。 谷沿いは江戸時代には水田で、台地上は江戸時代に用水路が惹かれた後に開拓されて陸稲や野菜を栽培する畑になっていた。

江戸湾沿いの低湿地は江戸時代に埋め立てられて商工業地である下町となった。 大地上は江戸城のほか武家屋敷が建てられたが、明治以降に富裕層や文化人が住むようになり山の手と呼ばれるようになった。

このような成り立ちから元々下町はたびたび洪水に遭っており、利根川の付け替えは江戸の洪水防止が主な目的だったし、中川放水路(今は単に中川と呼ばれているようだが)は荒川の氾濫を避けるために隅田川の放水路として明治以降に建設されたものだ。 また、大地上の谷筋は昭和30年代の終わり頃まで水田として使われ、中小河川の増水時には遊水池として河川の水位調節の役割を果たしていた。 稲作は奨励金がもらえるので耕作を続ける方が有利だったので、昭和30年代の終わり頃までは水田が維持されていた。 ところが台地上に住宅が増えるにつれ家庭排水の流入で水質が悪化して水稲の耕作が出来なくなると、そこを30~50cm程埋め立てて宅地化された。

このように谷筋の低地は元々増水時に遊水池の役割を果たしていたため氾濫が起きやすい。 そこで氾濫防止のため川底を深く掘り下げた。 これが中小河川の両岸がコンクリートで固められ、平常時の水面が4~5mも下にある理由だ。 しかし設計基準を超える降雨があると、台地上に降った雨が流れ込むため今でも氾濫が起きやすい。

このような経緯から、台地上は洪水が起きることはほとんど無く、谷筋の低地は洪水が起きやすい構造になっている。




小池都知事がふてくされ

オリンピックのマラソンと競歩を札幌でというIOCの意向を聞いて、東京都の小池知事が「涼しいところが良いなら北方領土でやれば良い」とふてくされたと報じられている。

みっともない。

マンホールからあふれた水は何?

今回の洪水ではマンホールから吹き出した逆流水について誤解している人が少なくないようだ。

マンホールの下を流れている所謂下水は二種類に分けられており、一つは家庭から出る生活排水で炊事・洗濯・風呂などの雑排水とトイレの排水がこれに含まれる。 こちらは「下水」と表示されたマンホールの下を流れており、下水処理場で浄化したあと川や海などに排出される。 浄化水の一部は工業用水道にも利用されている。

もう一つは雨などの自然水でこれは「雨水」と表示されたマンホールの下を流れており、処理不要な水としてそのまま川や海などに排出される。 今回各地で逆流した「下水」はこちらで、一部のネット雀が言うような糞尿を含んだものではない。 こちらの水には「雨水」が排出されていた川から逆流した水も含まれる。

一度マンホールの蓋をじっくり眺めてみるとよい。 蓋に書かれた文字に「下水」と「雨水」の二種類があることが分かるだろう。

October 16, 2019

オリンピックの競技会場変更

2020東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に変更する検討をIOCが始めたと報じられている。 あまりの酷暑にたまりかねた有力選手が出場を拒否する可能性が増大したため、メダルの価値が低下する事を恐れたのだろう。

札幌と言えばプロ級の夏マラソンが唯一開催されることで知られているが、それでも涼しい高原地帯でのトレーニングになれた有力外国選手にはまだつらいかもしれない。 日本選手でも積極的に参加する選手は一部だけだからだ。 とはいえ、札幌への会場変更は耐久系競技に関しては良い選択だろう。

さらに言えば水質問題がある東京港内でのトライアスロンも、毎年開催の実績がある横浜に変更するべきだと思う。 私は横浜港内の水質でも泳ぐ気にはならないが。

October 15, 2019

キンモクセイ(2019)

キンモクセイの香りがし始めた。 この数日の冷え込みで開花し始めた様だ。

一週間ほど前はまだ小さな緑のつぼみしか見えなかったのだが早いものだ。

正しく想定できていたことと、出来ていなかったこと

今回の事態を見ると、氾濫が起きた時にどうなるかはハザードマップで正しく想定されていたようだ。 しかし、現実に洪水が起きることは自治体にも住人にも想定されていなかったようだ。

「今時、洪水なんて起きるわけがない」と。

しかし温暖化が原因と考えられている降雨パターンの変化によって、従来は役に立ってきた治水モデルが実態に合わなくなっているようだ。 新しい治水モデルを早急に作り直す必要がある。

ハザードマップ

台風19号の洪水被害でテレビではハザードマップを見て理解しておくことの重要性を強調している。 しかし保有する不動産価値の低下を恐れてハザードマップ公開することに反対する人達もいた。 それもあってか各自治体は一度居住者に配布した後は自治体のウエブサイトに掲載するに止め、積極的なPRは行っていないところが多いようだ。

この何十年も大規模な洪水が発生していなかった事もあってか、地震や土砂崩れに較べると洪水のリスクへの感心な低くなっていて、見たことはあるが自分が住む場所が危険かどうかは関心がなかったと言う人が多いようだ。 既に不動産を持って住んでいる人は仕方が無いが、これから不動産を購入しようとする人は自治体のサイトでリスクを確認すべきだろう。 また、不動産屋もマップは持っていて要求があれば説明する義務があるはずだ。

一般に浸水しやすい場所は土地が平坦で住みやすく見えるので人気がある。 しかしそのような場所は、元は水田で浸水のリスクと裏腹である場合も多い。 自分自身でしっかりと確認しておくべきだ。

政治家の失言が続く

昨今は政治家の失言が非常に多くなっているが、今度は自民党の重鎮政治家の失言が飛び出した。

元来、政治家の発言は非常に重いものなので、どの政治家も口を開く前に熟慮していた。 しかし最近の政治家は思い付いた言葉を考えなしに口にし、その言葉が不適切であると今度はあれこれ言い逃れを並べ立てて非難をかわそうとするがそれがまた新たな非難を招くことも多い。

政治家は自分の政見や思想を正しく伝えるために言葉を操るプロフェッショナルで有り、かつての政治家達はインタービューなどでも発言前に一呼吸おいて内容を吟味していた。 タバコが自由に吸えた時代には、タバコに火をつける事で時間を稼いで発言内容を吟味する間を取るのも常套手段だった。

しかし今はSNSなどで気軽に発言できるためか、思いつきをそのまま表に出すことが増えた。 また、メディアにも発言者が言葉を選ぶ間を待てない者が増えているように見える。 その影響だろうがインタビューや質疑応答でも熟慮せずに発言する者が多い。 そうした熟慮しない発言が増えたことが失言騒動が多い原因だろう。

政治家の言葉は重いので、政治家は言葉のプロフェッショナルでなければならない。 そのことを忘れてはいけない。


SNSで周知をはかれますか?

今回の台風19号で、危険管理に関する情報をSNSで周知させたとする自治体が多かったようだ。 しかしSNSはいくつもあり、そもそも個人応報の漏洩やつきあいの煩わしさを嫌ってSNSを利用しない人も少なくない。 そんな状況を考えると、「ツイッターで情報を流していました」、「インスタグラムで情報を通知しました」などで、情報伝達が必要な人のおうちのどれだけに情報が伝えられたと考えているのだろうか。

ここはやはりSNSの契約者という特定の多数を対象にするのではなく、放送のように不特定多数に対する情報伝達手段を利用すべきだ。 従来は、災害時にはテレビをつけっぱなしにして情報に気を配る、あるいはFMラジオをつけっぱなしにしておくと言う人が多かった。 何かをしながら災害情報に注意しておくには最適の手段だからだ。

従って、各自治体は地元の放送局と取り決めをしておき、緊急情報を直ちに流してもらえるようにしておくべきだ。 阪神大震災の時には、短期間でいくつもの地域FM放送が立ち上げられて生活支援情報を日本語と外国語で流していて、これで助けられたという人も少なくなかった。 だから災害が予想される時に直ちに立ち上げられる地域FM局を要しておき、日常から広報などでPRしておくことも不可能ではないだろう。 さらに携帯電話やスマートホンにそのようなFM放送を受信できる機能を組み込んでおけばなお良い。

October 14, 2019

台風15号被害救済はどうなった?

台風19号の大規模な被害をメディアはこぞって放送しているが、被害地域はほぼ千葉県内に限られて狭いが風による甚大な被害を被った台風15号はすっかり忘れ去られてしまったようだ。

台風15号の風で屋根を壊されてブルーシートでしのいでいた被害家屋が、台風19号でさらに痛めつけられた事は容易に推察できる。 だが現在どうなっているのかはまったく報じられないので知ることが出来ない。 メディアは台風15号被災地の台風19号被害も報じて欲しい。

安倍氏は台風19号について激甚災害指定のための情報収集を急ぐよう指示したと言っているが、台風15号による被害はどうするつもりなのだろうか? 台風15号被害の指定については何か言いかけていたようだがその後が不明だ。 こちらについてもメディアは報道して欲しい。

私としては、台風15号被害と台風19号被害の両方をまとめて激甚災害指定してもらえればと考えている。

日本の改正、韓国の改革

戦争をしない国など恥ずかしいから、憲法を改正して戦争を出来るようにする。

退任した大統領とその取り巻きが皆、在任中の不正で裁かれ刑務所入りする国など恥ずかしいから、検察を改革して摘発できないようにする。

すぐやる人が危ない

この台風でもまた、川などの様子を見に行った高齢者が何人も流されて亡くなった。 放送などでも行ってはいけないとの呼びかけがあるのになぜ危険な場所に行くのか?

それは年を取ると、思い立った事はせずにいられなくなる傾向が強まるからだ。 危険と言われても見に行かずにはいられない、それがやるべき事はすぐやると言う行動的な人には特に強く出るのだ。

生真面目でやるべき事はぐずぐずせずにすぐにやる、そんな高齢者がこの場合には危ないのだ。

大英帝国

ラグビーワールドカップ、決勝進出は日本とフランスを除く6チームは旧大英帝国所属国。

さすがに英国発祥のスポーツだ。

October 13, 2019

治水は前提の見直しが必要

この数年の豪雨被害を見ていると、戦後のいくつかの巨大台風による大被害を踏まえて営々と行ってきた治水計画の前提が壊れてしまっているように思える。

なぜならばこれまでの降雨量を遙かに上回る「記録的な」豪雨が頻繁に発生しているからだ。 そこで、これまでの降雨量予測に基づく河川の最大流量は、温暖化で水温が上昇した海面からの蒸発量変化を踏まえて見直すことが必要だ。 それも今の状態ではなく、五十年後の状態を予測したものでなければならない。 温暖化は今後も進むであろうからそうしなければ、治水工事が終わった時点で既に時代遅れになっているだろう。

保守系の政治家には都合があって温暖化の大きめの予測を受け入れることは出来ないのかもしれない。 しかしそれはその政治家が豪雨災害による犠牲者に対する主犯加害者になると言うことだ。

緊急放流多発

今回の台風19号ではダムの緊急放流が多発した。 過去には、愛媛県の大洲近くのダムで行われた緊急放流のように氾濫で死者が出たことがあるが、今回は緊急放流による氾濫も人的被害もなかったようで幸いだ。

緊急放流は急激に水が流入した場合にダムを守るために行われる非常手段だ。 下流で氾濫が起きて被害が出ることがあるので、事前に大雨が降ることが分かっている場合には事前に放流量を増やしてダム湖の水位を下げておく。 放流しすぎると後で水不足になる事があるので、放流のさじ加減が管理者の腕の見せ所だ。

今回も事前に放流を行って水位を下げていたはずだが、記録破りの豪雨は想定できる範囲を超えていたのだろう。 今後も過去の例からの想定を超える豪雨が増える可能性がある。 従来の例を超える想定をどこまで拡大すれば良いのかは学者の知恵を借りなければ分かりようがないが、何らかの目安は必要になるだろう。 気象学者の協力を望みたい。

また得られた新しい目安に基づいて、堤防の強化や耕作放棄地を利用して遊水池を新設するなどの対策を行う必要もありそうだ。 戦前のような強権発動で土地を取り上げることはもう出来ないが、対策を迅速に進めるには流域住民の協力も必要だろう。

October 12, 2019

台風でも出勤

台風でも出勤することを要求するブラック企業があると話題になっているようだ。

しかし台風でも出勤することを求めるかどうかは職種次第だと思う。 一般事務職や外交員は一部が休んでも影響が少ないので緊急対応要員だけを出勤させれば良いだろう。 また、工場などでは設備保全要員を多めに確保しておくことが必要なので、必要な人員を指名して出勤を求めるだろう。 金融機関も決済事務は止められないので担当職員はを確保しておくことは必要だ。 さらに言えば、警察、消防、自治体の緊急対応要員は出勤してもらわねばならない。

私が就職した半世紀前には、台風が襲来すれば都市交通が麻痺することが多かったので、上記に該当する要員は前日から職場に泊まり込む事が多かった。 そのため、前日には貸し布団屋が大量の寝具を運び込んでくる風景も見かけたものだ。 その一方で女子社員には自宅待機を命ずるのが一般的だった。

最近は交通途絶しないことが当たり前となっていたので、全員出勤せよでも良かったのかもしれない。 しかし、猛烈な台風が増えている事の対応して計画運休による交通途絶が今後は当たり前になるだろう。 それを考えると、必要不可欠な職員だけを前日から職場待機させるという昔のやり方を復活させるのが良いかもしれない。 セキュリティ問題がいろいろあるが、それをクリアできれば情報端末だけで出来る業務は自宅でと言うのも良いだろう。

要するに台風でも出勤を要求するかどうかは職種次第、現場にいる必要があるかどうかで決めれば良いと言うことだ。

雨台風か風台風か

中心気圧が低いものの暴風圏が広いので、台風19号は雨台風になりそうだとみていたがやはりそうなりそうだ。

台風には風の被害が目立つ風台風と、雨の被害が目立つ雨台風がある。 これは中心部の最低気圧と暴風圏の広さが関係する。

中心気圧が低いほど風が強くなるのは当然だが、それがどれほどになるかは等圧線の間隔の広さに影響される。 間隔が狭いほど、言い換えると気圧の勾配が急なほど風が強くなり、広いと弱くなる。 これは坂道を転がるボールと同じだ。 従って最低気圧が同じであれば、暴風圏が広いと風が弱く、狭いと風が強くなる。

台風15号は最低気圧がやや高かったものの、暴風圏が19号の三分の一と狭かったため猛烈な風が吹いた。 今回の台風19号は最低気圧が台風15号より低いが、暴風圏が専売と広いので風はやや弱く、範囲が広い分雨が降る範囲が広いと考えられたのだ。

いずれにしても被害は少ない方が良い、転向点は過ぎてので速度を上げて早く通過してほしいものだ。 雨台風の被害は、降雨時間に支配される体。

台風19号、神戸で何が?

台風19号の影響で神戸ではけが人が多発している。 他の土地の人は一体どんな暴風雨だったのかと思うかもしれない。 しかし実際はたいした荒れ方ではなかった。 六甲山麓の住宅街にある我が家の辺りでは、台風の影響としては軽度のものと感じる程度だった。

そこで考えられるのは、けが人は皆高齢者なので台風をなめたのでは無いかと言うことだ。 風はたいしたことが無いし台風が向かっているのは関東地方だ、と言うことで気軽に外出した可能性がある。 近くに買い物に出たのかもしれないし単なる散歩だったかもしれない。 神戸の風雨はそう考えざるを得ない程度のものだった。 また、灘区で「用水路」に男性が流された件は、住宅地に多数ある幅深さとも50cm~1mの大型の側溝で、子供が落ちないよう道路との間には腰ほどの高さの柵がある所だ。 水量も20~30cmしかなかったようだし、なんで柵を乗り越えて溝に入り込んだのか見当がつかない。 これも状況をなめたのかもしれない。

などと書いている内に外はすっかり静かになって虫の声が高い。

2019/10/12 18:23

ゼロメートル地帯;スーパー堤防をもう一度考えるべき

江東区のハザードマップで改めて注目されているゼロメートル地帯だが、ゼロメートルという表現は誤解を呼びやすいと思う。 なぜならば実際は海抜ゼロメートルではなく海抜マイナスメートルだからだ。 この地域の堤防に上がって、水面と背後の地面を見比べてみれば地面が水面より遙かに低いことが分かるだろう。

この地域は、もともと海面下だったわけではなく高度経済成長時代に地下水が大量にくみ上げられた結果、地盤沈下が起きて海面下になったのだ。 それに伴って幾度も堤防のかさ上げが行われて水没を免れてきた。 その後地下水のくみ上げが禁止されて地盤沈下は止まったが、地面の高さは回復していない。

また、この地域の堤防は何度もかさ上げが繰り返されたため強度上不安のある場所もある。 そのような不安を解消して、また大規模氾濫時の避難場所に役立てようと考えられたのが例のスーパー堤防だが、利口ぶったお馬鹿の代議士と国民が百年計画では意味が無いと笑いものにしたため中止されてしまった。 「国家百年の計」を建てなければ大規模災害は減らすことは出来ない。 今からでもスーパー堤防的な計画を立て直すべきだ。 そうすれば、いざというときに江戸川区民が避難する場所を作ることが出来る。

October 11, 2019

強風帯

台風では特に降雨量が多い降雨帯が存在することが知られているが、風にも特に風が強い強風帯がある様に思う。

それは台風が接近して通過して行く間に、風の強さが繰り返し変化することを何度も経験しているからだ。 数分から数十分の間風が強くなり、その後しばらくは風が弱くなり、しばらくするとまた強くなることが繰り返される事が多い。 時にはしばらくの間ほとんど無風になる事もある。つまり台風には風の強さが異なる部分が帯状に存在するのではないかと考えるのだ。

風とは、マクロで見れば空気の移動だがミクロで見ると微小な気圧差が波状に伝播していく際に生じる空気の動きだ。 この波には周期や大きさの異なるものが有り、それが重なり合って風の強さが決まる。 それが風の強い部分(強風帯)と弱い部分(弱風帯または静穏帯)を作るのではないかと考える。

ノーベル文学賞

今年もハルキスト達は落胆しているそうだ。 だが私はハルキスト達の勘違いを指摘しておきたい。

それはノーベル文学賞は人気投票では無いと言うことだ。 これまでの受賞者の業績を並べて分類してみれば、ハイインテリ向けの詩・小説・戯曲・哲学・評論などの仕事をした人が大半を占める事が分かるだろう。 つまりノーベル文学賞選考委員会はハイインテリ向けの仕事をする人達を高く評価するのだ。

したがって、出版資本に担がれて大衆受けの良い仕事をすると言う印象が強い村上春樹氏への評価は低くならざるを得ない。 これがハルキストが失望を繰り返す原因だ。

もし村上春樹氏がノーベル賞を取れるとすれば、大衆受け路線を捨てて欧米のインテリ向け文学賞を取れるような仕事をすれば良い。 カズオ・イシグロ氏のようにいくつかの賞を取ればノーベル文学賞選考委員会の評価も上がり、受賞の可能性が出てくる。 だが恐らく,そんな作品はハルキスト達の気には入らないだろう。

秋はゆっくりと

「非常に強い台風」の首都圏への接近でワイドショーは騒がしい。 接近するのが他の地方であればこれほどは騒がないのだが、今朝は台風一色だった。

それはともかく、今年は秋の進み方が遅いようだ。 ヒヨドリの高鳴きが増えてきたが、キンモクセイはまだ小さなつぼみのままだ。 早い年には十月初旬から香り始めるのと較べると半月以上遅い。 今年は九月に気温が下がらなかったためだろう。

今年の秋はゆっくりと進んで行く。

October 10, 2019

今年のノーベル平和賞は?

今年のノーベル平和賞は誰か?

それは温暖化対策を訴えてトランプ氏を非難したあの少女になるかもしれない。 トランプ氏は自分がノーベル平和賞をもらえないことに不満タラタラらしいが。

米朝会談はノーベル平和賞狙いで行ったのだろう。

言うだけでは・・・・

するすると言うだけでいっこうにされない台風15号被害の激甚災害指定。

やらずにいる内に次の台風が来て、被害が拡大する可能性も出てきた。

口だけでなく、さっさと金と人員を投入して生活再建に取りかかれるようにすれば良いのに・・・・。

特に今回台風15号の後をなぞるようにやってくる台風19号に対しては、事前に自衛隊を動員して屋根や建物の補強支援を出来れば良かったのにと思う。 法律上、まだ出ていない被害を軽減するための動員は出来ないのだろうが、古来平時の軍隊の最重要任務は災害対策と救援だと言うことを忘れずにいて欲しい。 それは国家が出来、軍隊を常備するようになって以来変わっていないのだから。

October 09, 2019

ネットクレーマー

ネット上の炎上騒動などの報道を見ると、誰かを非難するチャンスを鵜の目鷹の目で探している常習的クレーマーが多数いるようだ。 彼ら(彼女ら)は文章の解釈をねじ曲げてでも非難を浴びせる。

そんな様子を見ていると、実社会でため込んだ不満のはけ口を匿名(実際には実名を突き止めることは可能だ)で非難できるネット上に求めているようだ。 いわばネットクレーマーあるいはネットモンスタークレーマーとでも言うべき存在だ。

常習的クレーマーの多くは、実社会でため込んだフラストレーションを、自分より弱い立場と考えた相手に非難を浴びせる事で解消する、そんな情けない存在だ。

首都直下地震

2019/10/09 16:48の地震の震源は北緯35.7度, 東経139.6度,深さ約30kmでこれは中央線西荻窪駅のほぼ真下に当たる。

私の知る限りこんな場所で起きた地震は記憶にない。 まさに首都直下地震だといえる。 ここに活断層があることは知らなかったが、武蔵野台地の地下にはどれくらいの活断層があるのだろうか? 武蔵野台地の基盤は深い洪積層の下にあるので調査が難しいだろうが、過去の地震記録を含めて調査されたことはあるのかと疑問がわいた。

杉並区南部に古い家を保有しているので気になる。

韓国司法の特徴?

政権に忖度しない検察と政権に忖度する法廷が韓国司法の特徴のようだ。 韓ドラではどちらも金に忖度するように描かれているが。

日本はどうだろうか? どちらもが政権に忖度しているように見えないこともないが・・・・・。

October 08, 2019

対応の遅れの責任をなすりつけ合う各機関

台風15号の被害への対応の遅れについて国と千葉県の間で責任のなすりつけあいをやっているようだ。 どちらも自分たちの対応が適切だったと主張しているからだ。

そもそも対応の遅れの原因はどこにあったのだろうか? それは国と千葉県、そして報道機関と当該地域住民の全てにあったと思われる。 いまどき首都圏で大きな台風被害が出るわけがないと言う思い込みが、被害報告が出てこないからたいした被害は無いと信じ込ませたのだ。 このため公的機関も報道機関も被害調査のためにヘリコプターをだすことを怠った。 これが被害の大きさを広く知らせることの遅れの原因になったのだ。

そしてそれが報道機関が「たいした被害が出ていないのに停電復旧が遅いのは東電がだらしないからだ」と言う的外れの非難を浴びせる原因になった。 今時の報道機関はSNSでの情報収集に頼っていて自分から出向いて調査をしないの、でSNSが不通になっているから情報が出てこないと言うことに考えが及ばなかったこともそれを後押しした。

インターネットの情報への依存度が高くなっているが、インターネットが使えなくなることも想定して代替手段を用意しておくべきだ。

台風15号の再現?

接近中の台風19号の予想進路が次第に東にずれて、関西直撃から関東直撃コースに。 大型で非常に強い台風で接近してくると予想されているので、台風15号並みの被害が心配だ。

だが、台風15号とは異なり台風19号は暴風圏の半径が大きい分だけ最大風速は少し弱いだろう。 また、このまま予想進路が東にずれ続けてくれれば、関東南岸近くの海上を通過する可能性もある。 そうなれば関東地方が暴風圏に入っても可航半円なので被害が小さくなることも期待できる。

最大限の警戒は保ちつつ、進路がさらに東にずれることを期待しよう。

October 06, 2019

またまた連休台風か?

本日(2019/10/06)台風18号が発生。 予報を演繹すると次の週末(3連休)頃に非常に強い状態の台風が西日本にやってきそうだ。

昔、三週続けて週末に台風がやってきて保安待機で単身赴任先から帰宅できなかったことがあるが、気象現象は七日から十日の周期で変化する事が多い。 今年は台風の周期が週末前後に合ってしまっているようだ。

16号から17号は大きな被害がなかったが、今度は厳重な警戒が必要になりそうだ。

October 05, 2019

ラグビーサモア戦

後半の半ばまでは、どちらが勝ってもおかしくない試合で苦労したが勝てて良かった。

ラグビーはサッカーのような間延びした時間がなくて面白いが、つい力が入って肩が凝るのが難点。 サッカーもだらけたパス回しがなくなると良いのだが・・・・。 相手の守備を崩すための攻撃パスをだす先が見つからず、仕方なく後ろでだらけたパスをしているのはしらける。

テロかどうかの判断は被疑者の宗教次第

フランスのパリ警視庁で職員が同僚をナイフで殺傷した事件について、フランス政府はテロではないとしていた。 しかし被疑者がイスラム教に改宗していたⅣという情報が出て、これはテロであると判断を変えた。

つまりキリスト教徒がキリスト教徒を大量に殺傷してもテロではないが、非キリスト教徒特にイスラム教徒がキリスト教徒を殺傷するとテロであると定義されているようだ。

そういえば米国でしばしば発生する乱射事件でも、被疑者がキリスト教徒と判明している場合はテロとはされていない。 社会に対する不満を抱えたキリスト教徒が大量殺傷を行ってもテロではないのだ。 結局の所テロかどうかの判断の根底には、西欧のキリスト教国の非キリスト教徒に対する差別意識がある様に見える。

October 04, 2019

地方ボス問題

高浜町の当時の助役が関西電力の高浜発電所建設担当者らに多額の金品を送っていた問題は、メディアも世論も関西電力が悪いと言うことだけにして、彼らにそのような行動を取らせた背後の問題にはふたをして終わらせようとしているようだ。

しかしこのような事案は原子力発電所建設に限らず、公共事業や大規模開発には常に伴って発生している。 ただ通常蓋をされてメディアも表面化させないからだ。

このような事業を進める場合には地方の地元ボス(顔役)の協力が不可欠で、機嫌を損ねると事業がまったく進められなくなる。 これは昭和のみならず、遙か昔から続いている習慣だ。 かつてはやくざの親分衆がその役を担っていたが、今は多くの場合建設業界のボスがその役を務めている。

彼らは地元の建設業界に対する影響力が強いので、彼らの機嫌を損ねると入札に応じる業者すら集まらなくなるし、作業員も集まらない。 また彼らは地元選出の国会議員を通じて与党幹部とつながっていて官庁にも圧力をかけられる。 そこで事業者は地元ボスのご機嫌を取るための担当職員を置き、事前工作などを行わせている。 今回の関西電力の関係者はそのような地元ボス工作の担当者とみて間違いない。 地元ボスが自分に有利に事業を進めた担当者に利益の一部をキックバックして口封じを図ったと見るのが正しいだろう。

このような地元ボスは全国にいて必ず事業に干渉してくる。 今回は事業費と国からの交付金の総額が大きかったのでキックバックも大きかったが、どんな事業でも事業費に応じたキックバックはあるだろう。 企業側の担当者は通常は受け取りを拒むのだが、今回はすごまれて拒めなかったと見られる。 会社トップもそのことは知っていて、とりあえず保管しておきチャンスを見て返すよう指示していただろう。

このような地方ボスは、片手で国会議員を通じて与党の大物とつながり、もう一方の手ではやくざとつながっている。 地元住民もそのことはよく知っているが、やくざに対する恐怖と国と事業者から多額の交付金を引き出して地元の利益の諮ってくれると言うことから、皆地元ボスについては口を閉ざす。 下手にしゃべれば村八分にされるからだ。

と言うわけで、他の事業者や政治家についての暴露はメディアも避けるので、テレビのワイドショーでも関西電力の問題だとして他については避けて通るのが現状だ。

October 02, 2019

なぜ北極星?

北朝鮮がまた潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したようだ。

だがその名前が「北極星」だというのには笑ってしまう。 なぜならば米国の最初のSLBMの名前のパクリだからだ。

米国が世界最初に開発して配備したSLBMの名は「ポラリス」でこれは北極星を意味する。 北極海を潜航しているミサイル潜水艦から発射すれば、当時のソ連全土を攻撃できるのでこの名をつけたらしい。 「ポラリス」はその後「ポラリスⅡ」、「ポセイドン(海神)」、「トライデント(海神の三つ叉の矛)」と改良されて今に至っている。 「北極星」の写真を見ると外形も初代の「ポラリス」によく似ているので、名前ごとパクった様で笑ってしまうのだ。

それはともかく今回のミサイルについても、トランプ氏は国連決議に違反するものではないので問題ないと言うだろう。 違反だと言えば北朝鮮との対話は出来なくなり、彼がのどから手が出るほどほしがっている外交成果につながらないからだ。

追記(2019/10/03);
どうやらトランプ氏は今回のSLBM発射を無かったことにして無視を決め込むようだ。 いくら何でも「問題ない」というには無理があると考えたのかもしれない。 しかしそれもまた、トランプ氏が問題にしない範囲を少しずつ押し広げて、なし崩しに何でも出来るようにしようとする北朝鮮の術中にはまることになるのかもしれない。

恐らく次回は太平洋に達するミサイルの実験になるのだろう。 各メディアとも、そして日本政府も含めてトランプ氏に忖度してミサイルと用語の使用は避けて飛翔体と言う用語を使っているが、どちらも日本語としての本質的な意味は同じだ。

October 01, 2019

進展は米国の譲歩次第

制裁や軍事的脅しで相手を言いなりにしようとするトランプ外交が行き詰まっている。

北朝鮮も中国もイランも、交渉に応じるかどうかは米国の譲歩次第という態度を明確にしているからだ。 これに対してトランプ氏はもっと締め付けると言ってはいるが、実効性のある締め付けの材料がない。 その上、下手に締め付けようとすると米国に副作用が帰ってくる状況ができあがりつつある。 つまりトランプ氏は手詰まりの状態に追い込まれつつある様に見える。

その上、大統領選挙をにらんで華々しい成果が欲しいトランプ氏の足下を見て、各国はトランプ氏の譲歩待ちが有利と判断しているようだ。

トランプ氏がこれからどう動くか、イランなどは下手に動けば長期の泥沼戦争になるリスクもある。 イラクと違い国土が広く人口も多い上、ロシアや中国からの軍事物資支援も受けやすい地理的メリットもある。 一気の全面戦争でなければ軍事成果は上げられないだろう。 また、長距離ミサイルによるサウジやイスラエルへの大規模な報復攻撃も覚悟しなければならない。 米本土へのミサイル攻撃もあり得るだろう。

交渉進展の成果を焦るトランプ氏だが、相手が求める大幅な譲歩すれば選挙への悪影響は避けられないし、うかつに軍事行動を起こせば中ロにつけ込まれる可能性が有りそれもまた米国にとってのデメリットが多い。

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