「です」抜き;視聴者は見下ろされている?
子供の頃に学校で、目上の方と話す時は「です、ます」をつけて丁寧に話しなさいと教えられた「です、ます調」だが、最近のテレビでは「~だそう」など「です」抜きが多いのが気になって仕方がない。 どうも視聴者に対して「タメ口」を聞いているように感じるからだ。
そこで注意して「です」の使い方を聞いていると、話を聞く相手に敬意を表さなければならない場合には必ず「です」をつけるのに対し、視聴者に向かって話す場合には「です」をつけることがないようだ。 つまり話しかける相手ではなく話を聞く相手に対する敬意を表すために「です」をつけている。 逆に言えば、放送関係者は自分たちの方が立場が上であり、視聴者に対して丁寧語を使う必要はないと考えているのかもしれない。
つまりメディアは視聴者より偉いと言うことなのだろう。
Recent Comments