若者が投票に行かない理由
参院選の投票日を前に、若者に投票に行くよう促す番組が目につく。 行くべき理由は「投票しなければ世の中は変わらない」という物が多いが、現状の若者達の多くは「世の中を変える必要があるとは思っていない」ので、この呼びかけは聞き流されるだけだろう。
現状でも食べるのには困らず楽しく遊ぶことも出来るので、世の中が変わる必要は無いので投票する必要も無い。 将来について考えるのは面倒くさい。 年を取って生活に困っても誰かがなんとかしてくれるはず。
投票に行かない若者の多くが考えているのは、概ねこのようなことだろう。 彼らが生活に困り始めて文句を言っても、その時の若者達は年寄りが贅沢なことを言って現役世代の負担に依存しようとしている、楽をしてきた連中がわがままを言っている、政治に文句を言うのは悪いこと、などと言うだろう。
世の中の風潮が、「誰かがナントカしてくれるはず」、「悪いことは自分に起こるはずが無い」であるうちは、若者の投票行動が変わることは無いだろう。
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