買い物袋
世界的に広がる使い捨てのレジ袋禁止の動き。 私には集団ヒステリーのようにも見えるのだが・・・・・。
それはともかく、私は古いレジ袋をポケットに入れて持ち歩いて再使用しているのだが、これは昔聞いた話に基づいている。
それは、旧ソ連の計画経済がうまく機能しなくなり始めた頃、慢性的な生活物資不足に悩む市民がポケットに網袋を持ち歩いていて、行列を見ると並んで買って持ち帰れるようにしていたと言う話だ。 それにヒントを得て小型のレジ袋をたたんで持ち歩いて再利用しているわけだ。
薄くて丈夫な生地で作った畳むとポケットに入る買い物も市販されているので、ポリ袋の再使用はどうも見栄えが悪いという方は利用すると良い。
そもそも、昔の主婦は買い物籠を提げ、時には布製の買い物袋も籠に入れて買い出しに出かけたものだ。 現代風の共働きで、買い物籠を提げて出勤は出来ないのであれば、小さく折りたためる布製の買い物袋をポケットやバッグに忍ばせておくと良いだろう。
レジ袋は、販売業者が宣伝の一環として自社のロゴを大きく印刷した紙袋に商品を入れて客に渡し始めたのが始まりだろうが、自社のロゴを入れた繰り返し使えるおしゃれな袋に自品を渡すのも宣伝としては良いかもしれない。 他社での買い物にもそれを使ってもらえれば宣伝効果はさらに増大する。
それにしても今回の騒ぎには、ポイ捨てに対する文化の違いが大きく影響している。 欧米ではポイ捨てによって清掃人が必要になりそれが雇用を生み出しているから、ポイ捨ては必ずしも悪いことでは無いと考えているようだ。 それに対して日本ではポイ捨ては悪い事だからしてはならないと言う考えが根付いている。 この点が使い捨てに対する感覚の違いにつながっているのだろう。
ただ、浮かれ騒ぎのイベントの後などにはポイ捨てされたゴミが大量に残されているのは、日本も欧米と同じのようでは有る。
Recent Comments