今年の東北は凶作?
前線が南方海上に留まったままに東北地方に梅雨入りが宣言されたが、この雨は太平洋から吹き込む低温の北東風(いわゆるヤマセ)によるもののようだ。
この状態が長く続くと、東北地方は日照不足と低温で凶作になる事が多かった。 低温で日照不足だと生育が遅れ病気になりやすく、高温で日照不足だと徒長して風で倒れやすくなる。 そのためヤマセの夏は古来幾度も飢饉の原因にもなっている。
今年はこの状態がいつまで続くかは分からないが、早く梅雨前線が北上して北東風を排除してくれることを望みたい。
追記(2019/07/10);
2019/07/08に気象庁から日照不足と低温に関する情報が出された。 東北地方では日照不足と低温が月末近くまで続くようだ。 稲のいもち病などが懸念される。
« 年金制度は100年持つ | Main | 暴走の世紀 »
Recent Comments