児童虐待防止策
後を絶たない児童虐待事件だが、原因は日本の対策の甘さにあるのかもしれない。
虐待防止に関して日本と対極にあると言えそうなのが米国で、子供に対する暴力や放置は刑法犯罪であるため親が逮捕されることも珍しくない。 米国に転居した日本人夫婦が、日本の感覚で自宅に子供を置いて外出したため児童虐待として逮捕された例もある。 また、若い親が子供を自宅に残してダンスに出かけた為に逮捕されたり、ショッピング中に子供を置いて車を離れた事が理由で逮捕される例もあるようだ。
これでは子供がいる親は何もできないと思うかもしれないが、米国では序のような場合には高校生や大学生のアルバイトを子守に雇うことが一般的に行われているらしい。 一方で子守による児童虐待も希にはあるようだが、これには監視カメラを設置しておく等の対策が取られるようだ。
人手不足の日本では低賃金のアルバイトを確保するのが難しいが、何らかの解決策があるかもしれない。
一方、日本ではこれらよりも親自身による暴力が問題になっている。 これに対しては児童相談所などの不手際が指摘されるが、暴力的な親への対応を児童相談所任せにするのは無理があると思う。 暴力的に威迫しようとする親に一般人である児相職員が対抗するのは酷というものだからだ。 よってこのような場合には直ちに警察に介入を依頼できるように法を改正すべきだ。 暴力団などへの対応になれた、警察の職員であれば他汚行できるだろうし、威迫行為を止めない場合には逮捕できるように制度を整えるべきだ。
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