小学生がスキーで衝突死
報道によると、白山麓のスキー場で、林道コースを滑っていた小学生がコースから飛び出して木に衝突して死亡したという。 小学生でもかなりの技量で、スピードを出していたのかもしれないが気の毒だ。 私も小学生の頃、吹雪で視界が悪い中を調子に乗って飛ばしていた際、こぶを見落として跳ね飛ばされて捻挫をしたことがある(気がついたら空中を滑っていて、驚いたとたんにバランスを崩してたたきつけられたのだ。 また当時はセーフティビンディングは高価で小学生には高嶺の花だった。)。 彼も元気の良い男の子が良くやるように、調子に乗って飛ばしすぎた可能性はある。
いずれにしても林道を利用した林間コースは狭い上にカーブが多く、上級者でも速度を抑えて滑らないとコース外に飛び出してしまうことがある。 大学時代に志賀高原に仲間と出かけた時、先に行ったはずの友人が合流地点に見当たらずどうしたのかと思っていたら、しばらくして現れて飛ばしすぎでコース外に落ちたが雪が深くてコースに戻れなかったと説明した。 彼の場合は雪の深みにはまり込んで止まったため、木に衝突することは免れたようだ。
私も林道コースではないが転倒して頭を下にコース外に滑落し、危うく木に衝突しそうになったことがある。 そのときはナイロンヤッケを着ていて止まりにくかったので、その後はゲレンデなどのコースで滑るときはヤッケを着ないと決めた。 セーターで滑っていれば、転倒して雪だるまにはなるがすぐに止まってくれるからだ。
それはともかく、林道コースは狭くカーブが多いものが多いし転倒などでコース上で止まっている人もいる。 このため調子に乗って飛ばすとコースから飛び出しやすいので注意が必要だ。
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