スズメバチ忌避剤
最近の報告によると2-フェニルエタノール(C6H5C2H4OH)をスズメバチ類が忌避するそうだ。 2ーフェニルエタノールはバラなどの香気成分だそうだが、工業的に安価に製造されていて入手もしやすい。
そこでこれをスズメバチの忌避剤として利用することを進めるべきだが、今のところそのような製品は市販されていないようだ。 昔から屋外作業の虫除けに蚊取り線香を腰に下げたりして使ってきているが、これに2-フェニルエタノールを添加すればハイキングなどでもスズメバチよけの役にも立ちそうだ。 また2-フェニルエタノールは2.2%ほど水に溶けるので希薄水溶液のスプレーを作る事も良いだろう。 巣に直接散布するなどでさらに高濃度が必要であればハイドロトロープ剤を利用すると良いだろう。
来年の夏までにはこのような製品が市販されると、屋外作業や学校行事のハイキングなどで子供達が被害に遭うことを減らせるだろうと思う。 早期の製品化が望ましい。
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