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April 2018

April 29, 2018

地熱発電で地震?

昨年の韓国での地震は、地熱発電のために地下に水を圧入したことが原因で断層が動いた可能性が高いという論文が発表された。

異論もあるようだが、地下に水を圧入したことで地震が起きたのではと疑われている例は他にもある。 また、温暖化対策の解決策としてスペイン沖の廃ガス田に炭酸ガスの地下貯蔵実験を行ったところ、小さな地震が多発したため炭酸ガスの注入が中止されたと言う例もある。

また、遙か昔の「チャーリーズ・エンジェル」にカリフォルニアのサン・アンドレアス断層に大量の水を注入して大地震を起こさせることを企む話もあった。

このように、地下への大量の水圧入や自然原因による地下水の急増が地震を誘発するという考えは古くかあらあるようだ。 断層の近くで地下に大量の水を注入する場合は慎重に取り組むことが必要だと言うことだろう。

それにしても不勉強で、地熱発電で高圧蒸気を得るために地下に水を圧入するというのは知らなかった。 火山国の日本では、地熱発電を大規模に利用すべきという意見もあるが、ニュージーランドの事例から蒸気の短期での枯渇や温泉の枯渇などが心配されている。 地下に水を注入することで蒸気の枯渇を防ごうとするのだろう。

ただ、日本の温泉の大半は道後温泉や有馬温泉のように断層の近くにあるものや、草津温泉や箱根の温泉群など火山の近くにあるものが多い。 このため地震だけではなく火山の水蒸気噴火を引き起こす可能性も考えねばならないので、枯渇防止のために大量の水を注入する場合には慎重に検討を行う必要があるだろう。

いっそのこと、地下に下ろせる小型の超高効率の熱交換器を作り、その中に水を送って加熱する方が安全だろう。 そうすれば、温泉の枯渇への影響も少ないかもしれない。

April 27, 2018

多すぎる謝罪会見

このところ毎日のように官庁や政治家の謝罪会見がある。 だがあまり多すぎて、どの問題事案に関する謝罪なのかを思い出すのに時間がかかる。

これに芸能関係の謝罪会見を加えると、多すぎて数え切れない。

出る幕が無い日本

安倍氏が2度目の首相になって以後、国際政治の分野では日本は全くの「お呼びでない国」になってしまっている。

プーチン氏やトランプ氏には全く見くびられ、北朝鮮や中国からは不要な国と見なされ、西欧主要国からも全くお呼びがかからない。国際政治の分野で、日本は疎外されて全く出る幕が無い状態だ。

これはおもに安倍氏の「外交問題はなんでも金で解決」指向が主な原因のように見えるが、大戦前の日本を擁護する彼の発言も絡んでいるように思う。

大戦後一貫して謝罪し続けてきたドイツは国際政治と経済の分野で確固とした地位を得ている。これに対して日本は、安倍氏が「戦争を始めた日本は悪くない」発言を繰り返した結果旧連合国民から反発を買い、中韓の日本非難活動に共感する者を増やして後押しをする結果になっている。 これも安倍氏の国際的視野のなさ、あるいは外交能力のなさに起因するものなのだろう。

今や日本は世界の孤児になりつつある。 安倍氏とその支持者達にはこれが分かっていないようだ。

April 26, 2018

珍妙な偽メール

またまた偽メールで吹き出してしまった。 受信したのは今日(2018/04/26)なのだが内容は下記の通り。 吹き出した理由は一目瞭然でしょう。

何でこんな間抜けなメールを送ることができるのか。 仮名も漢字も読めず日本語が全く理解できないのでしょうね。

どうせ会社名も個人名も偽でしょうからそのまま引用しておきます。
マルウエアの本体である添付ファイルは省きます。

=========メール本文の引用=========

いつも大変お世話になっております。

株式会社アドマック の前田 拓磨でございます。

 

8月度分のご請求書を添付致しましたので

お手数お掛け致しますがご確認をお願い致します。

 

問題ないようでしたら、押印後のPDFをお送りしておりますので

こちら原本として受領頂けますと幸いです。

 

ご郵送が必要な場合はご連絡頂けますよう宜しくお願い致します。 

取り急ぎご用件のみではございますが

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------------------------------

株式会社 アドマック ADMAC

http://www.admac.co.jp/

営業本部

営業推進部

前田 拓磨 MAEDA TAKUMA

本社 〒920-0864 金沢市高岡町23-18

TEL:076-222-5532 FAX:076-222-0462

mobile:090-6818-8673 e-mail:maeda@admac.co.jp

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April 23, 2018

ハラスメント

パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの事案が増加している。

これは公になると、された方もした方も社会的なダメージが大きい。 にもかかわらず増加している理由は何だろうか。

私はその原因の一つが、昭和40年頃から教育学者達が奨励した「我慢させない育児」にあると思う。 される方はもちろんのこと、する方もこの「我慢させない育児」が主流になった時代に育っている。 我慢ができないから、する方はされる方の我慢の限界をすぐに超えてしまう。 される方も我慢の限界が低くなっているから、すぐに反発して被害を社会に訴える。 このように、する方とされる方の両方が我慢できなくなっていることが事案増加の原因だと思う。

数十年前であれば、男に混じって男と同じ仕事をする女性達は多少のハラスメントは当然ありうると考え、跳ね返したりやり過ごしたりする方法を先輩から学んでいたように思う。 また、する方も普通は限度を計りながら行っていたように思う。 もちろん当時でも、宴会で体を触りたがったりキスを迫ったりする「助平じじい」や「ヒヒ親父」はいたのだが、やり過ぎると仲間から非難を浴びるので彼らなりには控えめに行っていたように思う。 困っている女性をさりげなくその場から連れ出す男達もいた。 ところが今は、どちらも我慢ができなくなっているため、すぐに限度を超えてしまい騒動になるのでは無いだろうか。

そうは言う物の、やはり非はする方にある。 自分の身を守るためにも我慢をする練習をすべきだろう。

新顔偽メール

偽メールにクレディセゾンが登場。内容は下記の通りですが、「《セゾン》Netアンサー」とは何でしょう?
なぜか私に届く偽メールはアカウントをもっていない物ばかり。ログインしてIDやパスワードを変更してくれと言われてもねぇ・・・・。もっとも、ネットのサービスは最小限しか利用しない主義なので、SNSもネット決済も全く利用していませんので当然ですが。

送信元のサーバーは香港の CACHETELECOMM-HK で正規のメールがこんな所から送信されるわけはありません。
送信者名は emi0815@mirror.ocn.ne.jp ですがこれはメールソフトでどうにでも設定できるものです。

以下に偽メールを引用しておきますのでご参考に。
一見きれいな日本語に見えますが、やはりあちこちがおかしな日本語になっています。

内容から推定すると、接続すると直ちにマルウエアを送り込んでくるタイプのサイトだと思います。
うっかり接続してしまわないように、URLは一部変更しておきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下偽メールの内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイトル;【重要:必ずお読みください】
本文;
《セゾン》Netアンサーご登録確認

いつもセゾンNetアンサーをご利用いただき、ありがとうございます。

この度、セゾンNetアンサーに対し、第三者によるアクセスを確認いたしました。
万全を期すため、本日、お客様のご登録IDを以下のとおり暫定的に変更させていただきました。

お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。 何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。

http://www.saison-card-jp.club/WebPc/USA0201***UIP01SCR.do

上記セゾンNetアンサーIDは弊社にて自動採番しているものですので、
弊社は、インターネット上の不正行為の防止?抑制の観点からサイトとしての信頼性?正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、 任意のIDへの再変更をお願いいたします。

なお、新たなID?パスワードは、セキュリティの観点より「10桁以上」のご登録を強くおすすめいたします。

http://www.saison-card-jp.club/WebPc/USA0201***UIP01SCR.do

*ID変更の際はこれまでご利用いただいておりましたIDのご利用はお控えいただきますようお願い申しあげます。
*他のサイトでも同じIDをご利用の場合には、念のため異なるIDへの変更をおすすめいたします。

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*誠に勝手ながら本メールは発信専用アドレスより配信しております。
本メールにご返信いただきましても、お答えすることができませんのでご了承ください。

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<株式会社 クレディセゾン> 受付時間 9:00〜19:00(土日・祝日・銀行休業日を除きます)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

April 19, 2018

情けない安倍氏の外交

何のために行ったのかよくわからない日米首脳会談。 外出しなければならなかったため共同会見の途中までを見ていたが、トランプ氏は最近の成果とする事案を並べ立てるばかりで、安倍氏と日本に対する言及はほんの一割ほど。 トランプ氏にとっての日本の重要性がよくわかる会見だった。

そのうえ安倍氏は、頭をなでてもらうだけのために二国間貿易交渉の受け入れという売国的代償を支払った。 何という情けない外交術だろう。

April 18, 2018

CIA長官が外交交渉

CIA長官が北朝鮮を訪問して米朝首脳会談の準備交渉に当たっていると報じられている。

これには正直驚いた。 外交交渉は米国では国務省の管轄なので、本来であれば国務次官か北朝鮮問題担当の国務次官補が交渉に当たるはずなのだ。 にもかかわらず、国務省を差し置いてCIAが交渉に当たるとは。 今の米国の官庁の職務管轄が混乱しているのでは無いかと感じてしまう。

米朝首脳会談の行方もさることながら、米国の官庁間の争いが起きなければ良いのだが。

April 14, 2018

シリア攻撃の成果は?

米英仏の3カ国がシリアの「化学兵器関連施設」を攻撃したと発表したが、その成果の程はまだ明らかにされていない。 「化学兵器関連施設」が誰ほどの数に上るのかも明らかにされていないし、その全てが本当に化学兵器関連施設だとも考えにくいので、これがシリア軍にどの程度のダメージを与えたことになるのかは全く不明だ。

ロシア軍との衝突を恐れて、軍事施設や基地を攻撃対象から外したとされているが、これでシリア軍に大きな被害を与えたことになるとは考えにくい。 むしろ待ち構えていたロシア軍に、巡航ミサイルなどの性能を評価する機会を与えただけかもしれない。 トランプ氏が最新のミサイルで攻撃すると表明した時から、ロシアが性能評価の体制を整えて待ち構えていたことは間違いないだろう。 また、攻撃対象が軍事施設で無ければ破壊されても損害は軽微なため、わざわざ迎撃して迎撃能力を見せる必要も無い。 従って、今回のミサイル攻撃はロシアにとってはうれしいプレゼントになったろう。

それを考えて、米軍が保存期限が切れる旧型を使った可能性もあるが、いずれにしても軍事施設を対象から外したことで、シリア軍の損害はきわめて軽微な物だった可能性が高い。 攻撃を行った事で、トランプ氏の体面がかろうじて保たれたとは言えるのだろうが、はたして軍事的に意味があったのかどうかは疑問だ。

追記(2018/04/14);
CNNの記事によると攻撃目標はダマスカス近郊の研究施設とホムス近郊の化学兵器貯蔵施設と司令部の計3カ所で、これらに百数十発の巡航ミサイルを撃ち込んだことになる。 しかしたったこれだけの目標にこれほどの数を打ち込まねばならないとはどういうことだろう。 弾頭が小さいため威力が小さいのか、あるいは不発率が高いのか、それとも攻撃精度や目標到達率が低いのか。

前回の攻撃やかつてのイラク攻撃では、期限切れが近いミサイルの実戦テストと在庫処分をかねてとの色合いを感じたが、今回はどうだったのだろう。 新品を使ったとすれば、1基1億円以上と言われるだけにコストパフォーマンスが恐ろしく低いと言える。

ロイターの記事によると6回の爆発音があったとのこと。 だとすると他のミサイルはどこへ行ったのだろう。 またシリア国営放送によると、ダマスカスの研究施設が被害を受けたが、他の施設には被害が無いと言う。 もっとも、戦争報道では戦果も被害も発表をそのまま受け取ることができないのは常識だ。

April 13, 2018

空飛ぶ自動車への疑問

時折、開発中の空飛ぶ自動車のニュースが流れる。 技術的には空飛ぶ自動車は可能だろうが、それを広く利用することに関しては重大な疑問がある。

それは、空飛ぶ自動車の開発者達は空飛ぶ自動車の交通管制をどう実現するつもりなのかと言うことだ。 交通管制なしに多数の空飛ぶ自動車が行き交うことになれば衝突事故が起きることは確実だ。 そうなれば地上にも被害が生じる。

つまり、空飛ぶ自動車の実用化には空飛ぶ自動車用の交通管制システムが不可欠だ。 しかし空飛ぶ自動車の開発者達には、それに関心を持っている様子は見えない。 国家が開発すべき事と考えているのだろうか。

有言不実行

トランプ氏が48時間以内にシリア攻撃を決めるとツイートしたが、48時間をとっくに過ぎても国防総省はまだ状況を検討中だ。 また、トランプ氏がかろうじて共同行動を呼びかけることができた英仏も攻撃を決定することができずにいる。 当の米国の方針が決まらないので当然だが。 付け加えると、EU内で有力な軍事力を持つ独伊は呼びかけられる前に不参加を表明している。(*)

また、トランプ氏がTPP復帰の検討を指示したとも報じられている。 大見得を切ってTPPを脱退したのだが、その後残る11カ国での発効手続きが進む一方、2カ国交渉も全く進められずにいることが理由かもしれない。

さらにまた、メキシコ国境の壁も建設のめどが立たず、州兵動員でお茶を濁す状態だ。

このように、医療保険の廃止も含めてトランプ氏が選挙で掲げた公約はほとんど実行のめどが立たないか、事実上の取り下げになっている。

彼は実行力を売り物にしたが、実際は有言実行では無く有言不実行だ。 このようにあれこれぶち上げるが、ほとんど実行できない人のことを米語ではビッグ・マウスという。

(*)第2次大戦の連合国が軍事攻撃を主張し、枢軸国が反対を表明? 面白い足並みの揃い方だ。

April 12, 2018

化学兵器攻撃?

朝のワールドニュースで、シリアの反政府勢力が公表した化学兵器使用の証拠とされる映像を見た。

映像には、ひどく汚れてはいるが部分的に黄色く塗られた痕跡がある壊れたシリンダー状の物体が写っていた。私には、それはバルブが付く頭部が破壊された150L塩素ボンベ(塩素ボンベは識別用に黄色に塗装する規則がある)のように見えた。

映像だけではこれが爆弾として投下された物なのか、付近にあった塩素ボンベが砲撃や爆撃の爆発で破壊され吹き飛ばされてきた物かは判断できない状態だ。 しかし私は、どちらかと言えば後者である印象を受けた。 また、撮影場所の説明が無かったのでどのような施設の建物なのかは分からないが、病院や浄水施設など塩素ガスを殺菌に使用する設備ではボンベが保管されていることが多いので、それが吹き飛ばされてきた可能性がある。

こんなことを疑うのは、シリア政府側には化学兵器を使用する軍事上のメリットがほとんど無く、反政府側には政府側への米国などの攻撃をさせる口実になるというメリットがあるからだ。 核兵器や化学兵器があるという自国の情報機関の虚偽情報でイラク侵攻に踏み切った前歴がある米国が、そんな情報を利用して政府軍攻撃に踏み切ってくれる可能性に賭けることはあるかもしれない。

もちろん現状では真実は藪の中で、どちらと判断できるだけの十分な証拠は無い。 だから私はこの件に関しては判断を保留している。

April 10, 2018

首に縄が

首に巻き付いた縄が少しずつ締まってゆく日米の首脳。

どちらも国外に敵を作って国民の関心をそらそうと懸命だが、縄はゆっくりとだが確実に締まり続けている。

トランプ氏は身内や有力な協力者の不正や不祥事が次々と発覚し、安倍氏は自身の驕りが次々と不祥事を起こしたことが発覚。 さらに安倍氏の場合は夫人も縄が締まる手助けをしている。

どちらも次第に追い詰められており、いつまで持ちこたえられるかの問題になりつつある。 両首脳とも、日本で言う指揮権発動によって切り抜けようとするかもしれないが、それは与党にとっては致命的な打撃になるだろう。

April 08, 2018

トランプ氏は日本狙い撃ち

トランプ氏の日本敵視がますます明瞭になってきたようだ。

鉄鋼アルミなどの関税は事実上日本に対してだけになっているし、今度は輸入車にだけ厳しい環境基準を課して輸入ができなくなるようにするという。 対米の自動車輸出と言えばまず日本車だし、EUや韓国は強い反発を受けるので対象からは除外されるだろう。 つまり日本を狙い撃ちにすると言うことだ。

鉄鋼アルミに対する上乗せ関税にしても、EUや韓国は厳しい対抗措置をちらつかせて除外させたが、日本はトランプ氏に泣きつくだけで何もしない。 その為もともと日本嫌いのトランプ氏は日本はいくらでもたたけると考えているのだろう。 もはやトランプ氏の米国は日本の的であるとしか言えない。

April 05, 2018

花見

我が家の周辺のソメイヨシノはすっかり散り、入学式までは持たなかったようだ。 この週末に名残の花見をと思っていた人には残念なことだ。 観桜会が行われる東京の新宿御苑のように、花期の遅い八重桜も多く植えてある場所があればそこで花見と言うことになるだろう。花見の名所はソメイヨシノばかりと言うことが多いが、花期の異なる品種を混植して花見を長く楽しめる場所を作るのも良いのでは無いかと私は思っている。

ところで春の花見と言えば日本では桜だが中国では桃らしい。 韓国では何を楽しむのか知らないが、歴史的に言えばスモモ(李)かもしれない。 いずれにしても花見は農作業と強く結びついていて、一斉に咲き農作業を始める時期になったと教えてくれる樹木の花が多い。 それはまた、寒さに耐える冬篭もりが終わり屋外で快適に過ごせる陽気になったことでもある。 だから、人々は農作業を始める為の一種の目覚めの儀式として、花の下に集まって飲み食いして騒ぐことで村の団結を強化し、この年の農作業が順調であるように願った。 それが花見の始まりだと考える。

これは恐らく古代に始まり、中世以降には都市住民の娯楽として拡大したのだろう。 徳川時代にも幕府はあちこちに桜の名所を作り、無礼講の宴会ができる場所として提供して、過密な環境に暮らす江戸市民のストレス解消に努めたようだ。 花見の馬鹿騒ぎはこのあたりに由来するのだろう。

April 04, 2018

危険メール「写真を送りました」

女性名で写真を送りましたという英語のメールが届きました。 セクシーな美人の写真かもしれないと期待して添付ファイルを開くと、マルウエアに感染という仕掛けでしょう。

添付ファイルは拡張子が「.ZIP」でサイズは1kバイトも無い。 いくら何でもこんなにサイズが小さな写真画像ファイルがあるはずも無し。 また写真であればjpeg系の拡張子がつくはず。 こんな添付ファイルがついた同じようなメールが届いたら、添付ファイルには触らずに即削除しましょう。

また、最近は注文書、注文請書、送り状、請求書などを添付ファイルで送ったという日本語や英語のメールも増えています。 誤送信と見せかけて添付ファイルを開かせようというものでしょう。 もちろん開くとマルウエアに感染すると言うことになります。 こちらも即削除しましょう。

April 01, 2018

テスラの危機

最近の外国通信社の記事によると、電気自動車の分野で世界最先端と言われるテスラ社の経営が危ういという。 その理由は、車両の生産が滞っているため資金が不足し始めているからだという。 さらに全自動運転車の死亡事故による行動試験の停止、製造不具合による大量のリコールもそれに追い打ちをかけることになりそうだ。

根本原因はテスラ社に大量生産の技術が無かった事にあるようで、製造時の不具合が多発してその手直しに手間取ることが多いのだそうだ。 既存の自動車に比べると製造容易と思われた電気自動車だが、本格的な自動車の量産となると電動カートなどとは異なるそれなりの製造技術やノウハウが必要なようだ。 また不具合の多発は、十分な製造技能を持った作業員を生産規模拡大に必要なだけ集められなかったからだとも言う。

その一方でテスラの創業者はすでに電気自動車については興味を失い、宇宙開発事業に夢中でテスラ社の経営には関心が無いそうだ。 それもあって、テスラ社の先行きには暗雲が立ちこめ始めているという。 早ければ年内にも資金不足で行き詰まり、既存の自動車会社に身売りと言うことになるかもしれない。

心優しいポーランド人

MSNに信号の無い横断歩道を渡ろうとしている犬の為に車が停まり、車が停まるのを確認して渡ってゆく犬の動画が出ている。 ポーランドの人々は犬にも優しい心優しい人たちのようだ。

日本人も全体的に心優しい方だと思うが、車を運転しているときとネットに書き込みをするときは別で攻撃的になる。 だから日本の道路で横断しようとしている犬のために車が停まるなど考えられない。

そうそう付け加えると、日本でも交差点で信号が変わるのを待って道路を渡る犬はよく見かけるのだが、どなたか動画をアップロードしてはいかがかな?

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