太陽系外からの来訪者
しばらく前に太陽系外からやってきたと推定される小天体が太陽系内を通過中だという記事(*)を書いたが、その最新の観測結果がNASAから発表された。
それによるとこの小天体は長さが約400m,直径が約40mときわめて細長い葉巻型で、これまでに観測されたことがない異様な形をしているので天文学者達は首をかしげているという。
詳細はNASAの記事を参照;「Solar System’s First Interstellar Visitor Dazzles Scientists」Nov. 21, 2017
この記事には小天体の想像図や太陽系を通過する軌道も動画付きで示されている。
軌道は水星の内側の、太陽のきわめて近くを通るスイングバイ軌道で、まさに「宇宙のランデブー」(A.C.クラークによるSF)に登場する異星人の植民宇宙船「ラーマ」を思わせる。ただし小説に登場する「ラーマ」はこれより遙かに巨大(長さ50km、直径20kmと設定されている)だが。
(*)ブログ記事;「放浪天体」October 29, 2017
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