トランプ氏は与党議員に忠誠心を要求
上院がまとめようとしていたオバマケア廃止法案が、与党議員の反対で成立が見込めなくなった。
これを知ったトランプ氏は、「反対した与党議員は忠誠心に欠ける」と非難したそうだ。議会民主主義国である米国では、国民の忠誠心が個人に捧げられることは無いのだが、財閥の絶対君主であるトランプ氏にとっては、大統領に対しても国民が忠誠を捧げることは当然なのかもしれない。
就任前から、企業の絶対君主であるオーナーと大統領の立場の違いが分かっていないことを見せていたトランプ氏だが、このような発言がますます彼の立場を悪くする可能性が大きい。
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