カーペンターズ
BS3の「アナザストーリー」でカーペンターズに関する放送を行っていた。
カレンの死後久しいにもかかわらず、彼らの音楽は今でも頻繁に聞こえてくる。彼らの歌が今でも世界の多くの人々に愛されているからだろうが、それにはカレンの歌声の美しさが大きな力となっているのだろう。特に日本では、明るい中にもやや哀愁を帯びたカレンの声に引きつけられる者が多いのだろうと思う。
私がカーペンターズを初めて聞いたのは、ペギー・フレミングが米国コロラド州のスキーリゾートのアスペンを紹介する番組の中だった。番組中で夜の楽しみとしてホテル内のクラブを取り上げていたが、そこで演奏していたのがカーペンターズだった。まだ無名のころだったのだろうが、番組中ではグループ名などには全く触れられなかったが、美しい歌声で歌う女の子がドラムをたたく変わったグループとして印象に残っていた。そして彼らの名が「カーペンターズ」であると知ったのは、彼らのヒット曲が日本で流されるようになってからだった。
「カーペンターズ」のCDは今でも時折聞くが、なぜか胸を締め付けられるような悲しみを感じる。カレンの不幸な死を思い出すからかもしれないが、やはりカレンの声に哀愁を感じるのだろう。
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