肉を食べると太る
糖質制限ダイエットが話題になったが、それに水を差すような記事が毎日新聞WEBに掲載されている。
毎日新聞記事;「やせられない… それは抗菌薬が原因かも」
谷口恭 / 太融寺町谷口医院院長 2017年4月2日
記事によると、食肉用家畜には抗菌剤が大量に投与されており、その肉に残留している抗菌剤の作用によって太るという研究報告がでているのだそうだ。糖質ダイエットでは肉はいくら食べても太らないことになっているが、とんだ伏兵がいたことになる。
興味がある方はご一読を。
追記;
個人的な考えだが、糖質ダイエットでは生命活動に不可欠な糖(体を動かしたり脳を働かせるためのエネルギーは、高校の生物学で学ぶとおりクレブス回路でブドウ糖を分解することによって得られる)を摂取しないため、生体はタンパク質(アミノ酸)や脂質からブドウ糖を作り出す。このときアミノ酸からは有害なアンモニアが生成するのでこれを無害化しなければならない。無害化の際生成するのが尿素や尿酸で、どちらも尿中に含まれて排出されるが、尿酸が大量に存在し続けると尿酸カルシウムが原因となる結石や痛風になりやすくなると思われる。
だから肉はいくら食べても良いことにはならない。
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