一強時代の終わり
ホルメンコーレンでの最終戦が終わり、女子ジャンプのシーズンが終了した。
今シーズンは高梨を追い上げる年下の選手たちの伸びが著しく、サラ・ヘンドリクソンの負傷欠場で始まった高梨沙羅の一強時代の終わりを感じさせた。と言っても高梨が来シーズン以降も優勝争いの一角を占めることには変わりは無い。ただ表彰台を争う力を持つ選手が増えると言うだけのことだ。
高梨沙羅が今シーズンややもたつきを感じさせたのは年齢的な者もあるかもしれない。浅田真央も悩まされたが、女子の20歳頃は体が変化する時期だ。このため多くの選手が成績低下に苦しみ、精神的に崩れて競技者の世界を去って行った者もいる。
高梨も体の変化で違和感を感じているのかもしれない。だが、それは一時的なものと考えて再調整をつづければ克服できると思う。実際それを乗り越えた選手も多いのだから。高梨選手もオフの間に体の変化になじむ努力をつづけていれば、それを克服して表彰台争いの先頭集団に留まりつづける事ができるだろう。
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