体脂肪率を20分で2%減らす方法
夏に体重計が壊れて代わりに購入した、タニタのヘルスメーターの体脂肪率の数字がおかしいと先の記事に書いたが、これについてもう少し調べてみた。
この機種は体脂肪率を両方の足裏の間の電気伝導性で調べているようだ。機種によって、直流、交流、低周波や高周波などいろいろ異なるようで、この機種がどのような測定を行っているのかは取説を読んでもわからない。いずれにしても、電気の導通を調べているからには皮膚の湿り具合が影響するだろうと考え、風呂の前後での比較をしてみた。
その結果、入浴前は体重が66.10Kgで体脂肪率は14.3%だったが、入浴後は体重が66.15Kgで体脂肪率は12.3%と実に2%も低くなった。もちろん足の裏は十分に拭いて濡れてはいない状態の数値だ。補足すると、50g(デジタルの最小目盛り分)体重が増えているのは、頭を洗って髪が濡れている分の増加だろう。
いずれにしても、作業仮説の皮膚の湿り具合による電気伝導性の差が大きく影響することは確認できた。同じことは両手で持つタイプでも、手のひらの湿り具合で起きるものと思われる。
単純に数字のいたずらなだけで実際に体脂肪が減少するわけではないが、少しでも体脂肪率を小さく見せたい人は、風呂上がりに体脂肪を測定するとよいだろう。
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