ファミリアの布かばん
新しい朝ドラが始まった。このところ続いている女性起業家シリーズと言うことのようで、今度は阪神間では乳幼児服で有名なファミリアの創業者たちだそうだ。
ファミリアと言えば出産する娘へ母親が贈るベビー用品の定番で、母親から娘、娘から孫へと何代も贈り続けている家族も多い。神戸や芦屋、西宮の、特に富裕層の購買行動は保守的で簡単には行きつけの店を変えないからだ。
ファミリアと言えば乳幼児服のほかにもう一つ有名な商品がある。それは阪神間の女子中高校生が愛用する布かばんだ。アップリケが付いた、幼稚園のお道具入れのような何の変哲も無い布かばんだし安くはないのだが、有名女子校の生徒のほとんどが下げている。これも阪神間の特徴的な風景だ。
参考記事(朝日新聞デジタル関西版 2012年3月15日);
「ますます勝手に関西遺産 【ファミカバン】阪神間女子 もってモテ」
記事では伝統校のスカートが長くて古くさいと書いているが、その長さが伝統校の生徒たちの誇りだ。三宮で見回すと、神戸の女子高生のスカート丈が一様に長く、短いのは皆、持ち物からそれとわかる修学旅行生たちだ。
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