台風10号待機終了
東側の高気圧が後退し始めたため、進路が空くのを待って待機中だった台風10号がとうとう東へと動き始めた。
進路を押さえられていたあいだ北太平洋でもっとも水温が高い海域に停滞していたため、10号は強い台風に成長した。今後本州のどこかに上陸するだろうが、被害が心配だ。
それにしても、この夏の太平洋高気圧はこれまでにない配置になっている。これも温暖化に伴う海水温分布の変化によるものなのだろうか。原子炉を止めておくことの重要性に比べて、火力発電所から放出する炭酸ガスによる温暖化など些細な問題だと言っていて良いのだろうか?巨大化する気象災害によって、莫大なつけを払わされることになるのではないかと心配だ。
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