究極の隠しカメラ?
いくつかのサイトで、ソニーが米国に出願したコンタクトレンズ型カメラが話題になっている。まだアイディアの段階でしかないようだが、米国では単なるアイディアでも特許が認められるので今のうちに出しておけと言う事だろう。
米国には、これまでにも幾つか同じような眼内ケメラのアイディア特許が出願されているようだが、これらは被写体がカメラを向けられていることに気づかない究極の隠しカメラと言えるだろう。
事のついでに究極の隠しカメラのアイディアを一つ。それは脳波を解析して見ているものの映像をディジタル画像化するというものだ。既におおざっぱな形状を推定することは可能になっているので、適当なもっともらしいブロック図を描ければ、米国では特許が取得できるかもしれない。
日本では、「当業者(同じ分野で事業を行っている事業者のこと)が出願書類を見て容易に実施できること」という条件があるので、単なるアイディアでは特許がとれないが、米国では単なる思いつきが特許として認められた例は幾つもある。研究ノートに書いておいた単なる思いつきのメモを根拠に、実施可能な他人の特許を横取りすることも可能だ。
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