オバマ大統領の広島訪問に喰われたサミット
昨日今日のメディアはオバマ大統領の広島訪問で持ちきりで、サミットの話題はすっかりかすんでしまった。
無理も無い、マンネリ化して各国首脳の国内宣伝用のショーと化しているサミットよりも、現職の米国大統領が前例を破って被爆地を訪問し異例の献花を行う事の方がはるかに重量であり話題性もある。オバマ大統領のスピーチには予想通り明確な謝罪はなかったが、私が聞いた限りでは米国の現状を考えれば限りなく謝罪に近い表現が含まれていた。
米国民が謝罪することに激しい拒絶反応を示すのは、心の中の後ろめたさを反映しているからだ。さらに時を経て、米国民が原爆投下を直視する時が来れば、過ぎ去ったこととしてそれを水に流せば良い。日本は日本で、周辺国に対する暗い過去がある。日本人も努力してそれを直視できるようにならねばならないのだから。
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