平均株価大荒れ
今日も平均株価は大荒れだ。約500円安で始まった東京市場は20分で700円安で15,000円割れとなり、その後はやや値を戻したが10:30現在15,000円を防衛線とするせめぎ合いが続いている。
最終的にはもう少し値を戻すとは思うが、先行きに対する疑心暗鬼が蔓延している現状を見ると、落ち着きを取り戻すのはまだ先になりそうだ。それだけにうまく立ち回れば大儲け出来るが、それに見合う損をする人も当然出る。素人は火中に手を突っ込まないことだ。
追記(2016/02/12 11:20);
下げ幅が次第に拡大して14,900円を割り込んだ。防衛側の旗色が悪くなっているようだ。
追記(2016/02/12 18:55);
防衛側ががんばって値下がりを300円台に戻すと思っていたが、攻撃側の勢いに圧倒されてしまったらしい。黒田氏のバズーカは、市場が精一杯背伸びして立っていた足場の脚立を撃って壊してしまった様だ。
アジア暴落の反動でヨーロッパ市場はやや持ち直しているが、今後米国市場がどう動くのかは予想が付かない。
ロイターのサイトにある論評に、今回の値下がりの原因はマイナス金利による銀行株の値下がりだと言うものがある。他にも同様の趣旨の論評があり、現在までの所はマイナス金利反対派の主張が正しかったと言える。ただ、現在の乱高下はそんな理屈からはかけ離れた心理的パニックで生じているようにも見える。それ故今後の動向は予測しがたい。
追記(2016/02/13 01:50);
日本時間の夜遅くなって始まった米国市場も立ち直りを見せている。これで月曜日は値上がりを期待しても良いのだろうか。来週発表される経済指標でまた大きく動くのだろうが、それが値上がりか値下がりかどちらだろう。
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