暖冬は異常か?
この数日3月並の暖かさとかで、異常な暖かさだと騒いでいる人もいるようだ。しかしこれまでにも暖冬異変と騒がれた固とは何度もある。
たとえば1960年頃の冬も暖かく、東京でも15℃を超える日が続いたことがある。当時のメディアは「暖冬異変」と言う事場を作り出して大騒ぎしたが、その後も1975年頃にも、12月に大阪の最高気温が30℃近くに上って「異常な暖かさ」と話題になった事がある。逆に1955年頃と1967~8年頃には東京で大雪が降って交通が混乱したこともある。
これらは、それぞれ黒点周期の極大を超えて減少に向かい始めた頃と、極小を過ぎて増加に向かい始めた頃に対応していそうだ。温暖化も寒冷化も一本調子に進むのではなく、地球外の要因にも影響されて変動する物なのだろう。
今後太陽活動の長期周期で活動が減少に向かうとの説もある。そのほかにも銀河系の活動の影響や太陽系の運動の影響を唱える人もいる。地球外の要因の影響は避ける事ができないが、地球内の人為的要因である温暖化ガスの排出ぐらいは何とかコントロールしたいものだ。
« イスラム宗派間戦争が国家間対立に | Main | トンネル作戦 »
Comments