WCラグビースコットランド戦
今夜のスコットランド戦を前に、TVのワイドショーは南アフリカよりランキングが低いので日本が楽勝すると決めてかかっている騒ぎようだ。しかし、実際は南アフリカ戦よりも厳しいものになるだろう。
そのわけは、強豪国は大きな大会の初戦から調子をピークに持って行っていないことだ。始めからピークにしてしまうと、決勝戦までに疲れ切ってしまう。そこで試合ごとに少しずつ調子を上げて行こうとするのが普通だ。まして今回は南アフリカにとっては遙かに格下の日本戦。まずは小手調べと言ったところだったはずだ。ところが、初戦からピークに持ってきた日本に好きなように走り回られ、まだ準備が整っていなかった南アフリカの選手はばててしまったのだ。
しかし、南アフリカ戦の結果を見たスコットランドはそうはいかない。十分に調子を上げて作戦面も十分に研究しているはずだ。格下とみてなめてかかった南アフリカのように慌てることも期待できない。また、優勝候補相手の初戦からピークで挑んだ日本は、徐々に調子を上げてくるチームに較べて試合毎の疲労の蓄積が酷いだろう。
だから、スコットランド戦を含め、今後の戦いは南アフリカ戦よりも厳しいものになる。
« 連休明けの株価の行方;大型連休の弊害 | Main | 予想通りの北朝鮮回答 »
Comments