山火事で1,000棟消失
大規模な山火事が多発している米国カリフォルニアで、今度は民家1,000棟が山火事で焼失したという。山火事多発の原因は高温と山地から太平洋に向かって吹き下ろすサンタ・アナと呼ばれる強い風だそうだ。しかし米国の郊外住宅地の構造も関係があると私は考えている。
米国の郊外住宅地の多くは森の中に道路を引き、その両側に住宅を建てる構造になっている。つまり森の中に住宅が散在する構造になっている。このため、建物の裏側はそのまま森に続いていて、森からの火災が延焼することを防止できない。これが大規模な山火事で多数の住宅が焼失する原因だ。
これに対して日本の場合は、住宅は耕作地の中に作られ森林からは切り離されていることが多い。これが日本では山火事で住宅が焼失することがほとんど無い理由だろう。
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