非美人系女優
パソコン作業のBGM代わりに点けっぱなしにしていたテレビで流れていた韓ドラの画面を見てふと気がついたことがある。
それは美人でも不美人でもないが、演技が達者で雲間から覗く太陽の様な暖かさを持つ女優が、日本では急速に数を減らしているように見えることだ。日本ではいわゆるアイドルばかりが幅を利かせ、堅実に演劇に取り組んでいる若手女優(男優も同様だが)の働く場所がなくなっているのかもしれない。
AだのNだののアイドルグループの学芸会並みのステージを見ると、またお決まりの「なんとかの女王」や「なんとかの帝王」が主演している旧版ドラマの再放送が幅を利かせている現状では、日本でまともなテレビドラマや一般向けの映画が少なくなったのも無理は無いかと思ってしまう。
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