日ドラと韓ドラの違い
たまにNHKの朝ドラ「まれ」を見るとつくづくと感じることがある。それは日韓の女優を魅力的に見せる努力の差だ。
韓ドラも退屈しのぎに時折流し見をするだけだが、主演や助演の女優を魅力的に(しばしば身体の線を強調してセクシーに)見せようとする、演出家やカメラマン達の努力が感じられる。しかし「まれ」ではその様な努力や工夫が全く感じられない。元々顔が幅広のヒロインの顔を大写しにし、それも正面のやや上や下から映すので、ヒロインの顔が気の毒にもますます下駄じみてくる。これは50型60型の大型テレビではますます強調されて酷いことになる。また、無駄に暗い画面作りも登場人物を背景に埋没させてしまっている。これらは演出家やカメラマンの不手際としか言い様がない。(その証拠として、昼のインタビュー番組(スタジオパークだったか?)に登場した「まれ」の主演女優は、驚くほどかわいらしくチャーミングに写されていた。)
関係者は、リアリティを重視したドラマ作りをしているからだと主張するかもしれないが、このような作法が最近の朝ドラの視聴率の継続的低下傾向の原因のひとつ(もしかしたら最大の原因)であると考える。
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