女子ワールドカップ韓国敗戦の理由
サッカー女子ワールドカップの初戦で、韓国がブラジルに敗れた。この試合を見ていたが、韓国が負けるのは必至に思えた。
その理由は韓国のパス回しだ。バックパスや横パスの球足が遅く、ことごとくブラジルに狙われ、幾度となく奪われていた。奪われた一点目も、バックがゴールキーパーに出した球足の遅いパスを奪われてゴールを決められたものだ。そしてその後も幾度となくパスを奪われピンチになっていた。
パス回し全体を見ても、相手の守備を崩すための意図が感じられず、相手が近づいてきたので近くの味方にパスを出しているとしか見えなかった。このためパスのコースが容易に予測され、しかも球足が遅くパスの出し手の背後から走ってきた敵に簡単に奪われていた。
このような球足が遅く意図の無いパスを繰り返していては、韓国が予選全敗で敗退する可能性もある。
翻って、わがなでしこジャパンも意図の感じられない漫然として緩慢なパス回しがしばしば見受けられる。韓国の敗戦を他山の石として、日本もパス回しの改善をすべきだ。
« 東京オリンピック返上論 | Main | 政府認定の媚薬? »
Comments