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June 2015

June 30, 2015

新幹線放火は無差別テロ

今日(2015/06/30)の新幹線車内での放火は、乗客を道連れにしての焼身自殺のようだ。これは中東の自爆テロ同様の無差別テロと言える。亡くなった女性がどのような経緯でなくなったのかがまだ不明だが、これについては2チャンネルでは賑やかなことだろう。

それはともかく、今回の事件で新幹線車両の頑強さが改めて示された。かつての桜木町事件以来半世紀以上、国鉄・JRは車両の不燃化を乗客安全に於ける最重要事項の一つとしてきた。このため新幹線に限らず、日本の鉄道車両の内装はほぼ全てが不燃性あるいは自己消火性の難燃性材料で作られている。内側からの放火で炎上させるのは難しいのだ。

June 29, 2015

「遺憾」とは?

政治家や官僚の愛する言葉の一つに「遺憾」がある。本来の意味は「広辞苑」などの権威ある国語辞典を参照して欲しいが、政治家や官僚が言う「遺憾」はかなり意味が違うようだ。

私が感じ取れるニュアンスは「批判があることは承知しているがそれが何なのだ?私が関知することではない。」だ。よりあけすけに言えば「私の知ったことではない」をおぼめかした言葉と言っても良い。

安倍氏が自民党勉強会での報道統制論に遺憾だと述べたそうだが、これもつまり「私の知ったことではない。勝手にやらせておけ。」という意味だろう。

何しろ報道統制は安倍氏お気に入りで復活を目指す、「戦前・戦中レジューム」には必須のものだから。

ISSに暗雲

ISS(国際宇宙ステーション)の運用に暗雲がかかっている。

理由はこのところ無人補給ロケットが打ち上げに失敗している。米国、ロシアとあわせて3機が爆発事故を起こして補給に失敗し、現時点で確実に補給が出来るロケットがない状態だ。残るは日本の「こうのとり」だが、日本の実力では米ロほどの頻度では打ち上げることが出来ない。

このため、米ロの補給ロケットの信頼性が回復できない限り、ISSの運用が補給不足で制限を受けることにもなりかねない。

週末買いはハイリスク

週末にギリシャ支援の打ち切りが決定的になったので月曜の今日(2015/06/29)の東京市場は暴落状態だ。

株式投資をしているわけではないので単なる部外者の印象に過ぎないが、従来から東京市場では金曜に値上がりし月曜に値下がりすることが多いように思う。金曜に東京市場が閉まった後に欧米で様々なイベントがあるからだ。つまり時差のため欧米で重要な経済指標の発表などのイベントがあっても、すでに史上が閉じている東京では手が打てないと言うことだ。

この意味で東京市場の週末はリスクが多いと考える。株式投資に関心がある方は過去の曜日別の騰落を調べて見てはいかが?

June 28, 2015

トンデモ科学者の疑問;天文編「宇宙の果て」

2015/06/25に放送されたNHKのコズミック・フロント☆NEXTのテーマは、「宇宙の果てのミステリー」でいくつかの点でなかなか興味深いものだった。

1,宇宙の果ての意味
宇宙の果てがどんな状態あるいはどんなものであるかを議論するには、最初に宇宙の果てとは何かを定義しなければならないのだが、これは常に曖昧なままにされる。今回もまたそれは曖昧なままで、異なった観点に基づく「宇宙の果て」が区別されずに登場したように思えた。これは恐らく、現時点では「宇宙の果て」は科学的なものでは無く、むしろ哲学的概念と言うべきものだからだろう。

実際に科学的手段で観測できる「宇宙の果て」は、ビッグバン後空間が透明になり電磁波が伝播可能になった瞬間だと言える。その理由は、電磁波の点播速度(=光速)が有限であるため、「遠くを見ることは時間を遡ること」だからだ。番組内で解説された「宇宙の果て」は、観測可能な宇宙の全ての場所が等しくビッグバン後137億年後であるとした場合、あるいは無限大の速度を持つ観測手段を用いて観測できると仮定した場合について考えているようだ。これが現時点の「宇宙の果て」が科学的なものではなく哲学的概念だと感じる理由だ。

現実に科学的手段観測できる宇宙の果てについて考えてみよう。観測に利用できるのは様々な波長の電磁波なので、電磁波で観測できる限界が観測可能な宇宙の果てと言う事になる。これはビッグバン後に宇宙が晴れ上がり電磁波が伝播可能になった時点であろう。これは約137億年前だと言われている。つまり科学的に観測可能な宇宙の果ては、約137億光年の彼方ではなく約137億年の過去だと言う事になる。

ところで、宇宙を見渡せばどちらを見てもその果ては同じ約137億年前のビッグバン直後で、爆心点を意味するグラウンド・ゼロに習えばコスモス・ゼロを見ることになる。言い換えると、周囲を見渡すことはコスモス・ゼロを回りから眺めることと同じだ。これは奇妙に見えるが、一方の磁極から磁力線に沿って他方の磁極を見るのに似ている。一方の磁極から全方向に出た磁力線は全てもう一方の磁極に集まるからだ(これは電気力線でも同じ事だが)。

また別の見方をすると、観測できる限界はビッグバン直後の極小の一点だ。そして観測者の周囲は全て過去である。言い換えると未来つまり観測者の後方の宇宙は存在しない。この点から考えると宇宙の果ては観測者自身と私は考える。そしてこれは以前の記事で書いたことだが、見る方向を変えることは宇宙の表面を移動するのと等価だ。

2.宇宙の外側の意味
宇宙の外側がどのようなものであるかについても様々な考えがあるようだ。と言っても宇宙の外側には我々が知覚できる座標系は通用しないのでそのイメージはつかみにくい。番組では泡のような形で既存宇宙を表す一般的なイメージが用いられていたが、実際に宇宙の外側があるとすれば、そしてその特性の一を知覚できるとするとどんな物になるのだろうか。

3.宇宙の終焉(ブラックホールから光が脱出できる?)
宇宙の終焉についても現在は膨張し続けると言う考え方が主流のようだが、その果てに何が起きるのかについても様々な説があるようだ。

星々がエネルギーを使い尽くしても、空間の膨張によって星々の間隔が拡がるために次の世代の星が生成されなくなり、永遠にその状態が続くという考え方もある。しかし今回紹介されていたのは、全ての物質がブラックホールに吸い込まれた後、ブラックホールから光子が流出して質量が失われる事でブラックホールが蒸発するというものだ。光子はエネルギーだけで質量がないため重力で引き留められずにブラックホールから出て行くことが可能だという考え方だ。これは「光も脱出できないブラックホール」という説明からは想像できないが、質量を持たない光子(=光)は重力による減速は受けないので矛盾はない。

そして全ての物質とブラックホールが消失する。この状態はビッグバン直後の状態と同じなのでここからまた新たな宇宙が始まるのだそうだ。

この説明を見て昔読んだSFを思い出した。このSFは膨張と収縮を繰り返すいわゆる振動宇宙説に基づくもので、遙かな未来宇宙が一点に収縮するがそのときに収縮点を占有していれば思い通りの宇宙が作れるので、宇宙の中心を占有する為の戦いが起きるというものだった。

台湾のレジャー施設で粉塵爆発事故

昨日(2015/06/27)台湾のレジャー施設で粉塵爆発と思われる火災事故が発生した。

事故はレジャー施設で着色した粉末を掛け合うイベントを行っている最中に発生したそうだ。テレビ報道の画像を見ると、着色した粉末を水鉄砲のような外観の噴射装置から高圧のガス(おそらくは消火器用の炭酸ガスボンベ)で大量に噴射していた。このような状況から見て火災は粉塵爆発と考えられる。

粉末の正体は着色したコーンスターチなどだそうで、このような可燃性の粉末(*)が大量に舞っているいる状態で着火源があれば粉塵爆発が起こりうることはよく知られている。現在警察が着火源を探索していると言うが、今回のような装置を使って大量に噴射していれば静電気の放電による着火の危険もあるので、裸火がなくても今回のような事故は起こりうる。

元々はインドの粉かけ祭りにヒントを得たものだろうが、インドのように手でかけ合うのに較べると、今回のような装置を使って大量に噴射するのでは粉塵爆発の危険性は遙かに高くなる。日本でまねをするのでは、粉塵爆発の限界濃度をきちんと計算して噴射量を決めるべきだ。

(*)粉塵爆発を起こしうる粉末は非常に多種に亘っており、何らかの形で燃やすことが出来る物質はほぼ全て含まれると考えられている。具体的には、穀物や砂糖などの食料品の乾燥粉末、石炭や木炭の粉末、マグネシウム・アルミニウム・鉄などの金属粉は過去に粉塵爆発事故を起こしたことが知られている。

新型生命保険

最近は「費用がもったいない」、「面倒だ」、「どのようにすれば良いのか分からない」などの理由で親が死んでもまともな葬儀を行わない例が増えている。また、極度に簡略化して、ほとんど遺体を火葬場に直送する「直葬」なるものも流行しているようだ。しかしそれに反発を感じる高齢者も多いだろう。

そこでこのような人たちのためにこんな生命保険はどうだろうか?

被保険者が死亡した場合に死亡一時金を支払うのではなく、事前に契約していた仕様で保険会社が葬儀をとり行うのだ。これなら自分にまともな葬儀を行って欲しいと望むが子供達にそれを期待できない人には最適だろう。長生きした人には定期的に長生き奨励金(当然少額だが)を支払うとさらに人気が出ると思うのだがいかがかな?

June 27, 2015

脱戦後教育の成果

自民党の憲法問題学習会で、若手から反政府的メディアを潰せとの意見が多数出たと報じられている。

これは無知な若手の暴走とも言えるが、このような若年層のファッショ化は脱戦後教育の成果が出始めているといえるのかもしれない。

いわゆる戦後教育では戦前のファシズム教育に対する反省から、お上に言われることを鵜呑みにせず自分で考えて判断することに重点が置かれた。その結果戦後世代には政府の言いなりにならない、自立的に判断して行動するものが増えた。

しかしこれは長年政権を独占してきた自民党にとっては不都合なので、脱戦後教育と称して権威や体制に従順な自分では考えない人間を養成するべく内容が変更された。そんな教育を受けた人口が増大し、ついにはお上の言いなりにならないのはケシカランと公言する者たちが増え始めたと言うことだろう。戦前のファシズム体制を肯定し、それへの回帰を公言する安倍氏の存在がそれを後押ししているのも確かだと思える。

こんな、一般人はお上と大勢に従順であるべきだと言う考え方は、様々な社会現象として表れ始めている。例を挙げれば、体制(大勢)に従順でない者を排除しようとするKY嫌いやいじめにもそれが表れている。

追記(2015/06/27);
それにしても、国会議員が憲法の中身に無知であるのは困ったものだ。無知であるから、今回のように憲法に反する政治を求める発言が憲法に関する議論を行う場所で出る。こんな連中が、自分で憲法の中身を知りもせずに現行憲法がケシカランなどと声高に叫ぶのはいかがなものか。

神を欺こうとする偽宗教テロ

昨日フランスで起きた殺人事件は、個人的な恨みを晴らすための殺人を宗教テロと偽装したもののように見える。

個人的な恨みを晴らす殺人は神に許して貰えない。そこで神の大義に基づく宗教テロに見せかけて神を欺いて天国に行こうとしたように見えるのだ。しかし、神は欺けるのだろうか?

どんな宗教でも多かれ少なかれご都合主義なものだが・・・・・。

June 26, 2015

狩猟ツアー

増えすぎた野獣による農作物や人的な被害を減らすのに良い方法がある。

それは熟練した猟師の指導監督下に行う狩猟ツアーだ。狩猟や銃所持の免許を持たなくても、参加者が狩猟に参加できる様な制度を作れば希望者は少なくないだろう。実際の狩猟の前に1~数日、銃の取り扱いと狩猟の技術や危険防止に関する講習を受けてから猟場に出かけるようにすれば事故の防止に役立つだろう。

但し、銃や弾薬の管理を指導監督役の熟練猟師が行う事は当然だ。銃も主催者が貸し出すことにするのがよい。

最高の獣害防止手段

各地で拡大している獣害を防止するのに良い手段がある。それは犬の放し飼いだ。

かつての山村では必ず犬を飼い、その一部は放し飼いにされていた。その犬が家や農地の周辺を歩き回るので、野獣はその匂いをいやがって近づいてこなかった。しかし今は放し飼いが禁止され、人口減で飼い犬の数も減少している。犬の数が減り、さらに犬が繋がれているのでは野獣は危険を感じないので人家の周辺も平気でうろつくのは当然だ。

人口の多い地域では無理だが、過疎化した山村では犬の放し飼いが許されるようにすれば、獣害は一気に減少するだろう。

June 24, 2015

出動服のお国ぶり

最近の韓国の事件についての報道を見ていて気がついたことがある。

それは事件や災害があると、韓国の要人達も日本同様に出動服を着て登場すると言うことだ。政府や地方の要人達(*)の出動服姿は欧米などの先進国ではまず見られないので、要人達が出動服で「真剣に取り組んでいます」というポーズを示すための日本独特の風習だと思っていたので、これは面白い発見だった。

もっとも、日本ではグレイや明るいブルーの作業服風の出動服が好まれているが、韓国では黄色系が好まれるようだ。これも、日本と似ていて少しだけ違う、韓国のお国ぶりの例だろう。

(*)日本では普段はその様な服を着たことも無い企業の幹部も、事故の謝罪会見では作業服で登場することが多い。

同盟国首脳を盗聴する米国

以前に英国やドイツなどの首脳を盗聴して非難を浴びた米国が、再び非難を浴びている。今度はフランスの首脳を盗聴していたことがWikiリークスで暴露されたため、フランスが激怒しているのだそうだ。

これまでにも、非友好国の首脳に対する暗殺などの国家テロを正当な行為として行ってきた米国だから、友好国首脳に対する盗聴などなんとも思っていないのだろう。

それはそれとして今のところ日本に対する盗聴は話題になっていない。単にWikiリークスの活動家が、暴露するほどの価値が無いと考えているだけだろうが、安倍氏ならば私は信用されているから盗聴の必要が無いと主張するだろう。しかし、米国が安倍氏には盗聴に値するほどの価値を認めていないと言う可能性もある。

June 22, 2015

NHKの嘘

2015/06/19にBS3で放送された新日本風土記「神戸」のなかで、「神戸で洋食と言えば誰もがビフカツ」と。

でも神戸に長年住んでいる私は、ビフカツを食べている人も、メニューにビフカツがある店も見た事が無い。ビーフステーキとビーフシチューはよく食べるけれど・・・・。

NHKに限らず民放でも、旅行番組などでは地元の人が「エェ~~!?!?」というような名物や名所が登場することが多い。嘘とは言わないまでも、誇張や歪曲によるミスリードが多いので鵜呑みにしないようにしましょう。

ヤルタ体制否定に走る自民党

自民党が、「東京裁判」、「憲法制定過程」そして「GHQによる統治」を検証すると言う。このようなことが国際的に何を意味するのか、自民党の旗振り役達は分かっていないようだ。

これは、ヤルタ会談によって合意された第二次大戦後の連合国による世界秩序を否定する事を意味し、戦勝国によって組織された国際連合を基盤にした世界をも否定する事を意味する。また、世界史上ナチスドイツ、ムッソリーニと手を組んだ悪の国家の肯定友解釈されるだろう。その結果、日本の国際的地位は著しく低下することになるだろう。

自民党の戦前回帰派はそれを理解することが出来ないのだろう。

June 18, 2015

豪雨、豪雨、豪雨

かつては梅雨の末期に発生することが多かった集中豪雨が、最近は梅雨の前半から多発するようになっている。21世紀に入ってからこの傾向が目立つようになったので、これもまた温暖化による海水温上昇の影響かもしれない。

それにしても、中国で、米国中西部で、そしてまたジョージア(旧グルジア)でなど世界各地で豪雨による洪水被害が続発している。国際化によってかつては報道されなかった場所の被害も報道されるようになった事を割り引いても、豪雨被害は場所・規模とも拡大しているように思える。

その一方で、韓国や南カリフォルニア、さらには西アフリカやオーストラリアなどで干ばつが拡がっている。

近年話題になっている極端気象はその頻度と程度の両方を拡大させている都市か思えない。この傾向がさらに続けば、10年後には食料などに深刻な影響が出るだろう。

それでも温暖化ガス排出削減を拒む日本の身勝手さ・・・・・。

画竜天晴?;竜を描くと空が晴れる?

和装に関するテレビ番組を見ていたら、和装の専門家が「画竜点睛と言って竜を書いて瞳を入れると空が晴れるように、帯留めで装いが完成する」と言っていた。

これは私が聞いた「画竜点睛」の新解釈だ。

この言葉はもともと「画竜点睛を欠く」で、画の名人が描いた竜の絵に睛(瞳のこと)を入れなかったが、周りの人々の求めで瞳を描き入れると本物の竜になって飛び去ってしまったと言う中国の故事に由来する。従って本来は、災いを避けるため故意に完璧に仕上げずにおくことを言うが、最近は「画竜点睛」に短縮して、物事が不完全であると言う意味で使うことも多いようだ。

だが「竜を描いて瞳を入れると空が晴れる」は始めての用法で、「画竜天晴」と勘違いしているのではと思ってしまった。故事成句にも様々な新用法・新解釈が登場しているようだ。

追記(2016/05/13);
用法の間違いの原因は「画竜点睛」の「睛」(目偏に靑)を「晴」(日偏に青)と勘違いしている事もあるのだろう。

June 17, 2015

安倍内閣の主張

安倍内閣の主張;

日本は憲法に基づく法治国家である。
故に内閣は憲法に従って統治を行う。
故にその内閣がする事は合憲である。

負けに等しいドロー

シンガポール戦の引き分けは負けに等しい。原因は相も変わらぬ決定力不足だ。

ゴール前に持ち込んでも、相手の守備を崩す発想力が貧弱なため、闇雲にシュートを蹴るしか無い状況に追い込まれる。これが何本シュートを蹴っても得点できない理由だ。

この発想力の貧弱さは長年指摘されているがいっこうに改善されない。根底には生徒の自由な発想を許さない学校教育の欠陥があるのだが、このままではいつまで経っても日本のサッカーが世界の一流になることは無いだろう。

それはサッカー以外、さらにはスポーツ以外の分野についても言えることだ。

June 16, 2015

トリクロ・ロエチレン

民放テレビのニュースを見ていたら、アナウンサーが「トリクロロエチレン」を「トリクロ・ロエチレン」と区切って発音していたので吹き出した。

今時のアナウンサーは、事前に言葉の意味を確かめず、また正しい発音やアクセントをも調べずに、渡された原稿をただ読み上げているだけとしか思えないものが多いが、これもまたその例だろう。

「トリクロロエチレン」は「3塩素化エチレン」の意味であるから、「トリクロロ・エチレン」と正しく読み上げて欲しいものだ。アナウンサーは「トリクロロエチレン」がどんな物であるかの下調べもしなかったのだろう。昔のNHKのニュースアナウンサーではあり得なかったことだ。

June 13, 2015

新詐欺ネタ

8月からは介護保険の軽減を受ける為には預金通帳のコピーを提出しなければならないそうだ。

少し考えれば、これは新しい詐欺のネタだ。預金通帳のコピーを出さなければ介護保険が受けられなくなるなどと言って、通帳のコピーと暗証番号を詐取すれば簡単に金を引き出せる。

またまた、詐欺犯の後押しを国がする事態になる。これで何回目になるのだろう。もう数え切れない。

June 12, 2015

政府認定の媚薬?

CNNのウエブサイトにこんな記事がある。

「米FDA委員会、「女性用バイアグラ」の承認を勧告」2015.06.05 Fri posted at 09:44 JST

この記事によると、この薬は閉経前の女性の性的欲求低下障害治療を目的とする医薬品「フリバンセリン」で、女性用バイアグラとも呼ばれているそうだ。能書き通りに女性の性欲が増進するのだとすれば、これは国家機関によって硬化が認証された媚薬と言うことになる。

うかつに市販すると悪用されそうな薬だが、果たしてどんな売り方になうのだろう。

女子ワールドカップ韓国敗戦の理由

サッカー女子ワールドカップの初戦で、韓国がブラジルに敗れた。この試合を見ていたが、韓国が負けるのは必至に思えた。

その理由は韓国のパス回しだ。バックパスや横パスの球足が遅く、ことごとくブラジルに狙われ、幾度となく奪われていた。奪われた一点目も、バックがゴールキーパーに出した球足の遅いパスを奪われてゴールを決められたものだ。そしてその後も幾度となくパスを奪われピンチになっていた。

パス回し全体を見ても、相手の守備を崩すための意図が感じられず、相手が近づいてきたので近くの味方にパスを出しているとしか見えなかった。このためパスのコースが容易に予測され、しかも球足が遅くパスの出し手の背後から走ってきた敵に簡単に奪われていた。

このような球足が遅く意図の無いパスを繰り返していては、韓国が予選全敗で敗退する可能性もある。

翻って、わがなでしこジャパンも意図の感じられない漫然として緩慢なパス回しがしばしば見受けられる。韓国の敗戦を他山の石として、日本もパス回しの改善をすべきだ。

June 09, 2015

東京オリンピック返上論

東京オリンピック用の国立新競技場は相変わらず迷走中。原因はオリンピック準備委員会のいい加減な計画にありそうだ。

そもそも建設計画コンペの審査で、予算内で建設できるかどうかが考慮されていたようには見えないのだ。さらに言えば、コンペ募集要項で予算が示されていたのだろうか?オリンピック招致委員会が、オリンピック開催という錦の御旗があるから、費用がいくらかかっても国から引き出せると安易に考えていたようにも見える。

その安易さは今でも変わらないようで、少し削ったから良いだろうと言わんばかりの態度だ。こんないい加減で無責任な準備委員会が計画するオリンピックは返上する方が良い。

そうすれば、東京は二度開催が中止された都市という不朽の名声を得られるだろう。それがいやなら、準備委員会の上層部を総入れ替えして緻密で実現性がある計画を立てて遂行できるようにすべきだ。

June 08, 2015

安保法案は違憲

先日の国会で与野党が推薦した参考人全員が法案は違憲との判断を示したことに安倍氏周辺が反発している。曰く党が人選を誤っただけなので無視すれば良いと。

しかし与党側が推薦した参考人ですら違憲との判断を述べたと言う事は、まっとうな憲法学者や法律家で合憲と判断する者がいなかったということだ。

June 07, 2015

MERS改めKORS

韓国でのMERSが広がりを見せている。と言っても現在まで確認されているのは病院内での2次感染と3次感染に限られているようだ。

しかし政府や病院の甘い判断や、感染可能性があるとして自宅待機を求められた者たちが、自宅に閉じこもっているのは退屈で我慢が出来ないなどとして出歩く者が大勢いるような身勝手な国民性からは、病院外での2次感染が発生してもおかしくは無い。また、病院外での2次感染が確認されても政府が伏せる可能性もある。

MERSとは中東呼吸器症候群 (Middle East Respiratory Syndrome)の意味だそうだが、韓国で蔓延するようであればKORS(KOrian Respiratory Syndrome)と改名すべきかもしれない。

June 06, 2015

合憲違憲は私安倍が決める!

安倍首相の答弁は、「私が合憲だと決めたのだから合憲だ!」と強弁するばかりでまるで依怙地になった子供だ。

全くもって情けない人を首相にしてしまったものだ。

June 05, 2015

犯罪にならない贈賄

FIFA幹部に関する不明朗な金の授受が報じられ、再選されたばかりの会長が辞職に追い込まれた。しかし、このような不明朗な金の授受は他の国際競技組織でも日常的に行われているだろうと私は考えている。

なぜならば、国際競技組織はいずれも政府機関では無いからだ。先進国の多くでは他国の高官や政府職員に賄賂を贈ることを法律で禁じている。しかし非政府機関である国際競技組織の幹部は政府高官では無いので、ほとんどの国で取り締まりの対象にはなっていない。従って国際競技組織幹部に対する贈賄は法的な犯罪にはならない。つまりもらい放題、送り放題というわけだ。

ほとんどの国際競技組織幹部は、高額の報酬がある上に賄賂ももらい放題の実にオイシイ商売だ。

かつて国際競技組織の幹部がその高額の報酬から「スポーツ貴族」と呼ばれた時代がある。そんな状況は各競技のプロ化によって酷くなっている可能性が大きいのだろう。

June 03, 2015

FIFA会長辞任

大差で再選されたばかりのブラッターFIFA会長が、FBIの捜査対照となったのを受けて辞任したと報じられている。このような疑惑をかけられている人物を大差で再選したと言うことは、このような金銭授受が幹部だけで無くFIFAの関係者全体に当然のこととして受け入れられていたことを明らかにしている。

かつては貴族などの社会的地位の高い人たちがボランティア的に行っていた国際競技団体の幹部も、いまは高額の報酬を得られる美味しい商売になっている。これはFIFAばかりでは無くIOCやFIAなど大半の競技団体でも同じだ。競技団体が多額の利益を得られる状況が続く限り、競技団体とその構成員のスポーツ貴族状態は変わらないだろう。

June 02, 2015

オリックスは経営が問題

オリックスはまたも監督のすげ替え騒動だ。

今シーズンも定位置をがっちりと守って他チームには譲ろうともしないので、監督交代もやむを得ないとも言えるが、監督を交代させても好成績は期待できない。

オリックスの不成績は成績よりも利益を優先する経営方針が原因であり、親会社を含めて経営陣を総入れ替えしない限り、上位は望むべくもないと私は考える。

それ以前に、神戸市民としては「ブルーウエーブ」でない「オリックス・バッファロース」はいらない。

またも公的機関からの情報流出

今度は年金機構から年金に関する個人情報が流出した。官庁や地方自治体を含めて、公的機関からの個人情報流出は後を絶たない。

原因は職員各人を含めて組織のセキュリティ意識の低さと知識の欠如であることははっきりとしている。特にシステムのセキュリティに最終責任を負う、トップの無知が目立つ。このため、利便性を強調した説明を鵜呑みにして、セキュリティには何の問題も感じずに安易なインターネット接続を許してしまう。これが情報流出の最大の原因だ。

今回は年金情報だが、公的機関のセキュリティ感覚がこのように貧しい状況では、「マイナンバー」は詐欺グループの絶好のターゲットになりそうだ。「マイナンバー」情報の管理サーバーが立ち上がれば即座に攻撃が集中することになるだろう。

重要な情報を管理するサーバーはインターネットに接続すべきでは無いのだが、それでは利便性が損なわれ経費削減にならないと言うシステム設計業者と経費管理部門の主張ばかりが通る状況は何とかならないものか?

コンピューターによるデーター利用においても「安全第一」を忘れてはいけない。コンピューター関係において「安全第一」はシステムクラッシュやダウンに備えるバックアップに関することばかりが語られるが、プラ-バシー情報を扱うシステムに於ける「安全第一」は「Safty First」だけでは無く「Security First」こそが重要なのだ。

ソーラープレーン飛行中断

上海からハワイに向けて飛び立ったソーラープレーンが、悪天候のため飛行を中断して名古屋に着陸した。飛行再開の見込みは不明だ。

画像を見て分かるとおり、ソーラープレーンは華奢な機体で悪天候の乱気流にはひとたまりも無いだろう。日本の南岸にはすでに梅雨前線が横たわっており、これを横切って飛ぶのは危険と考えたのは適切な判断だろう。

今後の見通しだが、梅雨前線が一時的に消えたタイミングを狙うのだろうがしばらくは待たされることになるだろう。最悪は梅雨明け待ちになるかもしれない。

五月中旬であれば問題は無かった可能性はあるが、種々の事情でこの時期まで遅れてしまったのだろう。焦らず好天を待って、安全に飛行して欲しい。

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