FIFA会長辞任
大差で再選されたばかりのブラッターFIFA会長が、FBIの捜査対照となったのを受けて辞任したと報じられている。このような疑惑をかけられている人物を大差で再選したと言うことは、このような金銭授受が幹部だけで無くFIFAの関係者全体に当然のこととして受け入れられていたことを明らかにしている。
かつては貴族などの社会的地位の高い人たちがボランティア的に行っていた国際競技団体の幹部も、いまは高額の報酬を得られる美味しい商売になっている。これはFIFAばかりでは無くIOCやFIAなど大半の競技団体でも同じだ。競技団体が多額の利益を得られる状況が続く限り、競技団体とその構成員のスポーツ貴族状態は変わらないだろう。
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