アネモネ
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ベランダの混植プランターに植えてあった「アネモネ」が開花した。一緒に植えてある「フリージア」のつぼみもかなり膨らんできている。 |
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ベランダの混植プランターに植えてあった「アネモネ」が開花した。一緒に植えてある「フリージア」のつぼみもかなり膨らんできている。 |
大塚家具のお家騒動や、政治家達の不正な政治資金処理などを見ていると、日本の政財界も作業の合間にチラ見する韓ドラによく似ていると思う。
特に政治家達の、謝礼などに名を借りた不正な政治資金は韓ドラの政治家達が当たり前のこととして受け取っている各種口利きの報酬に似てきている。最近は、しっかりとした基盤になる政党組織の上で活動を行っている共産党や公明党の議員達を除く「諸先生」方は皆このような報酬を受け取っている可能性がある。事前に受け取れば違法な「賄賂」だが、事後に受け取るのは正当な「報酬」だから違法ではないと言うのが言い分なのだろう。
しかし、経営者一族で経営に関与したいと思う方々、当然の報酬として金を受け取る政治家の方々、韓国の汚れた面を誇張していると思われる韓ドラ並みのことをして恥ずかしくはありませんか?
AFPに「米英、SIMカードの暗号化キー入手か 世界の携帯電話が監視可能に」(2015年02月24日 16:07 発信地:ワシントンD.C./米国)という記事が出ている。
この記事によると、米英の情報機関が携帯電話・スマホなどで用いられているSIMの大手製造メーカーのサーバーから暗号化キーを盗みだし、このメーカーが製造したSIMを使用する端末の通信を自由に盗聴できる状態になっているのだという。さらに、この記事によると他のSIMメーカーも暗号化キーを盗まれている可能性が有り、事実上全世界の携帯電話やスマホを自由に監視・盗聴できる体制が整えられている可能性もあるという。
あなたのスマホも米英政府に監視されているかもしれない。また、日本政府も米英から盗聴情報の提供を受けてあなたを監視しているかもしれない。
さらに言えば、顔認識技術や歩様認識技術などを使えば、至る所に防犯名目で設置されている監視カメラを利用して、あなたがどこで何をしているかを監視することも技術的には可能になっている。実際に昨年、大阪駅とその周辺で人の流れを解析すると言う名目で、不特定多数の利用者をこれらの技術で追跡する実験を行おうとしたことがある。これは事前に情報が漏れて人権侵害だと反対されたため中止されたが、情報が漏れずに実施されたケースがないとは言えない。
国民の一人一人が24時間国家によって監視される、そんなジョージ・オーウェルの「1984年」のような日常が目前に迫っている。
昨日(2015/02/22)から日本列島では今年最初の黄砂が観測され始めている。しかし韓国では一足早く(発生源に近いから当然だが)黄砂が襲来し、今日には過去五年で最悪のレベルになったとして黄砂警報が出されたという。
AFP記事;「韓国、過去5年で最悪規模の黄砂 警報を発令」
2015年02月23日 17:51 発信地:ソウル/韓国
この記事によると健康被害が出る恐れがあるレベルだという。日本でも明日、明後日には黄砂の濃さがひどくなるかもしれない。呼吸器系の病気があったり弱い人は要注意だ。
またもや安倍内閣の農水相が辞任した。第一次から数えるといったい何人目になるのだろうか。
農水相は安倍政権の鬼門のようだ。人を見る目がない者が、上にへつらうことに長けた人間ばかり重用しているとこのようなことになりやすい。
電車やバスの中でスマホに鼻を突っ込んでいる者が多い。何をしているのかと覗いてみると、その多くがゲームに夢中になっている。そんな様子を見ると、要するにスマホは、通話やメールもできる携帯ゲーム機なのだと理解できる。
ニンテンドーDSなどの携帯ゲーム機の売り上げが減少するのも無理はない。
いっそのこと、ニンテンドーも通話やメールができ、WEBの閲覧も可能なゲーム機を作ってはどうだろうか。
米国の新しいガイドラインではコレステロールの摂取制限がなくなりそうだとCNNが報じている。
CNN記事;「コレステロール摂取の心配は不要、米指針で新見解」
2015.02.20 Fri posted at 12:41 JST
これによると、米国人の食生活に関するガイドラインの改定のための諮問委員会が「コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素とは見なさない」とする見解をまとめたと言う。これに従うとすれば、コレステロールが多いとして敬遠されてきた食品を安心して食べても良さそうだ。
最近のストーカー事件や人を殺してみたかったなどの事件、そして夫婦別姓要求や同性婚公認要求、そして女性の再婚禁止期間廃止などを要求する訴訟など、これら全てに共通するキーワードがある。それは「私はそれを我慢できない」だ。
これらは当事者が十分の感情をコントロールして、我慢できれば問題とはならない点で共通している。
世の中がこのように「我慢しない」、[我慢できない」者が多い方向に変化して生きた背景には、「子供のトラウマになるから我慢させてはいけない」という昭和40年代後半から主流になった児童教育あるいは育児のやり方にある。それ以前から「我慢ができない」、あるいは「こらえ性がない」大人もいるにはいたが、今のようにその様な者たちを大目に見ることはなかったし、本人も何かにつけて肩身の狭い思いをしていた。
今はその様な性向が批判されないため、本人の行動を押さえる要素が社会から消失しつつある。今後はこのような者たちが社会の主流になるのだろう。そして社会はますますギスギスして住みにくいものになって行くらだろう。
幸い、高齢者である私は、それが極端化していく前にあの世に行き、そんな社会に暮らさずに済みそうだ。
2015/02/16昼前に、東京小松川の高速道路補修工事現場で発生したシンナー火災事故の原因は、静電気の可能性がある。
その理由は当時の東京の天候が、相対湿度20%前後(気象庁のアメダスのデータ)と非常に乾燥していたからだ。このような状況下に静電気対策のない服装で強引火性物質を取り扱うと、静電気の放電で引火することがある。化学工場では導電性繊維を織り込んだ作業服や、靴底が導電性の安全作業靴を着用させることで静電気が溜まることを防ぎ、放電による引火事故を防ごうとしている。しかしそれでもなお、静電気による引火事故を完全に防ぐことはできない。
今回事故に遭った作業員達がどのような服装で作業していたのかは報じられていないが、静電気対策のない一般的な服装で作業していた可能性は大いにある。引火性物質が滞留しない開放環境では、引火事故は起こりにくいと考えられているからだ。しかし静電気が発生しやすい一般的な作業服の場合、容器の口を開け閉めする際や移し替える際などに放電で着火する事は十分にあり得る。
と言うわけで、今回の火災の原因は、極度に空気が乾燥した状態で静電気対策がされていない服装で作業を行ったため発生した、放電による引火である可能性が高いと考える。
最近、スマート家電が家庭内の覗き見、盗聴、監視などに利用されているのではないかということが話題になった。
なぜかと言えば、電源のON/OFF、チャンネルの変更などの操作が音声命令で可能なサムスンのスマートテレビは、周辺で行われている会話の情報を全てメーカーに送信するのだという。その理由は音声命令の識別能力を上げるための解析を常にメーカー側のサーバーで行う為だという。また、東芝のスマートテレビは、どのチャンネルを見ているかの情報を常にメーカーのサーバーに送信するのだそうだ。その目的はユーザーの番組嗜好を把握しておすすめ番組を提案するためだという。
カメラ付きの家電製品なら、カメラの画像を常時メーカーのサーバーに送信してユーザーの行動を解析し、おすすめの家電製品を提案するような事もするかもしれない。
このようにして、スマート家電のユーザーのプライバシーは丸裸にされる。そしてその様なデータはおすすめ商品の提案だけでなく、いわゆるビッグデータの一部として利用されるだろう。また、政府機関によって抜き取られ、政府にとって好ましからざる人物かどうかの判定や行動の監視に使われる可能性がある。
こうなると、全ての人の行動が政府によって常時監視される、ジョージ・オーウェルの「1984年」の世界や、ハーラン・エリスンの「悔い改めよハーレクイン、とチクタクマンは言った」の世界が現実味を帯びてくる。ユーザーの行動を監視するスマート家電と高性能の防犯カメラが普及し、「京」クラスのコンピューターが10台もあれば、全国民の行動の監視は可能になるだろう。
この冬は、極東と北米東部を中心に異常気象が続いている。
その原因は温暖化だという見解が、気象専門家の間では有力だそうだ。しかしそれ以外にも人間の行動が原因となっているかもしれない。
それは再生可能エネルギーの大規模利用だ。
現在発生している異常気象の触接の発生原因は、赤道付近から両極に熱を輸送して地球全体の熱分布を均一化する大循環のパターンが変化していることにある。具体的には偏西風の流路が不安定になり、大きく蛇行する事を繰り返している。このため極地の寒気が中緯度にまで流れ出し、強い寒波や豪雪をもたらしているのだ。
同様に、海流や潮流も熱帯地域の熱を高緯度地域に輸送し、極地と熱帯地の温度差を緩和する働きをしている。
そこで、大規模な風力発電や海流・潮流発電を行い、気流や海流のエネルギーを奪うと、流量や流速が低下することで熱の輸送量が減って、さらに熱帯地域と極地の温度緩和を阻害する可能性がある。
再生可能エネルギーエネルギーの大規模利用が気候や気象に与える影響については、研究を行っている専門家があまりいないようだ。しかしどの程度までの利用が無影響として許容できるかどうかは、十分に吟味しておくべきだろう。
それにしても、山林を大規模に整地してメガソーラーを建設する計画があるなど、本末転倒な再生可能エネルギー利用計画も少なくない。再生利用可能エネルギーの大規模利用にも、温暖化ガスの大規模排出と同様に慎重であるべきだ。
最近また、偽メールが増えてきた。
と言っても同じ文面の偽メールを繰り返し送ってくるばかりでは成果が上がらないだろうし、目的がIDとパスワードの詐取というのは本当だろうかと疑問に感じる。なぜならば、過去に送りつけて引っかからなかった相手は何度繰り返し送っても引っかからないだろうからだ。まして、送り始めてから何年にもなる相手ならなおさらだ。
果たして目的は本当に詐欺なのか、それとも迷惑がられることを喜ぶ愉快犯なのか。最近どうも後者ではないだろうかと感じ始めている。
今日(2015/02/11)午後の民放のニュースを見ていたら、札幌は暖かい日が続いている為、雪祭りの雪像に溶けたり崩れたりして撤去を余儀なくされたものが少なからずあるのだそうだ。
全国的には寒い2月となって、東北や北陸では雪が多すぎて困っていると言うのに、寒さが好都合の札幌は暖冬とは物事はうまく行かないものだ。
大阪都構想に関する住民投票のアンケート調査結果を朝日新聞か報じている。それによると、投票に行くと応えた有権者では支持不支持がほぼ互角だが、全体としてみると反対が上回るという。橋下氏には厳しい結果だ。
始めは支持が圧倒的なように見えた大阪都構想だが、時間が経つにつれて支持が減少し、今では3分の2近くが不支持となっている。住民投票までにさらに不支持が増える事も予想され、橋下氏にとってはますます厳しい状況になるだろう。
それもあってか、橋下氏は都構想が支持されなければ政界を引退するとも言っているようだ。橋下氏のことだから後で前言を翻す可能性があるが、住民投票敗北を口実に政界引退をもくろんでいるのかもしれない。
北陸新幹線の開業まであと一月となった。今まで不便だった金沢から関東東京への交通が一気に便利になる。今後さらに福井まで伸びると、東京から最も遠い県だった福井と東京の距離も大幅に縮まるだろう。
小松空港を利用すればともかく、鉄道ではこの地域から東京に行くには長時間かかり、これまでは北陸本線の特急で移動できる大阪とのつながりが強かった。しかし、東京との交通が便利になると東京への依存度が高まり、必然的に大阪とのつながりは薄れていくだろう。
これによって、大阪の経済はますます過疎化が進むことになる。リニア新幹線も、東京としか繋がらないのであれば、やはり大阪の過疎化を進めることになるだろう。
大阪が重要な都市、日本の第2極になるためには、東京以外の各地の主要都市とを緊密な交通網で繋がなければならない。通信技術がいかに発達しても、信頼感の醸成には実際に顔を合わせて話をすることが不可欠だ。だから人が行き来しやすい場所には人が集まり企業も集まる。だから全国との交通網の充実こそが大阪の政治・行政が行わねばならないことだ。
ハンバーガーのマクドナルドが世界的に不調であると伝えられている。しかし、数日前のBSワールドニュースで、フランスのマクドナルドのみは好調であると伝えていた。
好調の理由は、フランス人の食生活に合わせてメニューを変えたことにあるという。さらにロゴも赤地から緑地に変えてエコロジーやオーガニックのイメージを強調しているのだそうだ。これは「全世界どこでも同じ」というマクドナルドの戦略には反するものだが、フランスのマクドナルドは米国マクドナルドの直営ではなく、経営の自由度が高いので可能だという。
このような状況に対して米国マクドナルドの幹部は、「フランスを参考にして米国でもメニューの多様化を図りたい」と述べているが、それが実現するのか、あるいは米国以外のマクドナルドにも独自のメニューを開発させていくことになるのかは分からない。
メニューが全世界共通で、どこでも安心して同じものが食べられることで客を確保する、食材の共通化でコストを下げる、というのはマクドナルドに限らず米国系チェーンの基本戦略だ。しかし「どこでも同じ」ということが逆に客に飽きられる原因となっているのかもしれないし、地域の客の好みやその変化に対応できない状況を作り、業績を悪化させているのかもしれない。
グローバリゼーションは世界共通化、あるいは世界標準(通常米国流と言うことだ)に合わせると解説されることが多いが、それが通用しなくなっているのかもしれない。今後はむしろ、グローバリゼーションとは世界各地の独自の状況に対応すること、言い換えればローカライズに対応する能力をつけることと考えるべきなのだろう。
これまで使ってきたスキャナが壊れて買い換えたところ、これまで使ってきたレタッチソフトとの相性が悪くなった(複数枠の連続読み込みができない)のでレタッチソフトも更新することにした。候補は下記の4種で、いずれも試用版があるのでそれをメーカーのサイトからダウンロードして、使い勝手やスキャナーとの相性などを較べてみた。
1.Photoshop Elements 13 30日間試用版(Adobe)
2.Corel Paintshop Pro X7 30日間試用版(Corel)
3.Zoner Photo Studio 16 30日間試用版(Zoner)
4.CyberLink Photo Director Suite 6.0 試用版(CyberLink)
要約;
1.Photoshop Elements 13 30日間試用版(Adobe)
64bitOSにインストールすると32bit TWAINドライバーを認識しないので、64bitドライバーのないスキャナーとは相性が悪い。
取り扱えるファイル形式が多く、PNGやJXRのほかPSDなどの独自形式で48bitカラーも取り扱える。
ネガスキャン時のゴミキズの除去は除去ツールで上からなぞるだけで簡単。各種ツールやエフェクト等の種類は豊富で、操作方法やインターフェースもデファクトスタンダードだけに一般的。
2.Corel Paintshop Pro X7 30日間試用版(Corel)
32bit版と64bit版の両方がインストールされる。64bit版では32bit TWAINドライバーは認識しない。
取り扱えるファイル形式が多く、PNGやJP2(JXRは不可)のほか各社の独自形式で48bitカラーも取り扱える。
ゴミキズの除去は除去ツールで上からなぞる形だが、塗りつぶしパターンの参照元を指定する必要がある。その他のツールやエフェクトも豊富で、インターフェースもほぼ一般的なもの。
画像を自動的につなぎ合わせてパノラマ写真を作る機能は無く、面倒な手作業でのつぎはぎが必要。パノラマ写真を作るのが好きな人は要注意。
3.Zoner Photo Studio 16 30日間試用版(Zoner)
32bit版と64bit版の両方がインストールされる。32bit版、64bit版とも32bit TWAINドライバーを認識する。スキャナーの機種に対する対応性はもっとも良いと思われる。
書き出せるファイル形式が少なく、PhotoShopのPSD形式は書き出せず読み込みのみ可能。ただし、PNGやJXRなど48bitカラーで保存できるファイル形式も取り扱える。
ゴミ除去は除去ツールで上からなぞる形だが、塗りつぶしパターンの参照元を指定する必要がある。また、ツールの設定によっては思ったような効果が得られない場合もある。その他のツールやエフェクトも豊富だが、全体のインターフェースは独特。ただしわかりくいことはない。
4.CyberLink Photo Director Suite 6.0 試用版(CyberLink)
スキャナーからの画像取り込みには対応していない。カメラからの取り込み、またはすでに保存されている画像ファイルの読み込みのみが可能。ただし、読み込めるファイル形式はJPEGとTIFFおよびカメラRAWのみと少ない。保存形式もJPEGとTIFFのみで、デジタルカメラの画像処理に特化したものと考えると良い。
調整や細かな修正に特化しており、ドローイング系のツールはほとんど無い。その代わり、代表的なカメラレンズのひずみやピネッティングなどのデータを内蔵しており、自動的に補正する機能がある。カメラしか使わず、パノラマ写真を作るのが好きな人には歪みの修正が簡単にできるので便利かもしれない。
【所見】
私はネガフイルムのスキャンを頻繁に行うので、スキャナーのTWAINドライバー(EPSON Scan)を認識して連携できることが必要である。この点から、候補はCorel Paintshop Pro X7 または Zoner Photo Studio 16 のどちらかに絞られる。後はキズ消しや各種修正時の操作性だが、これについてはもう少し使って見ないと結論は出しにくい。
まれに大サイズの原稿をスキャナーから分割して取り込み、後でつぎはぎする事もある。この場合はパノラマ写真自動作成機能があると楽だが、手作業でしかできない Corel Paintshop Pro X7 は不便だ。
【補足】
これまで主に使ってきたのは Justsystem の花子に付属する簡易レタッチソフトの花子フォトレタッチ3だ。これには最小限の機能しかないが、ブログなどに上げる画像の処理に便利な点がある。
その1は、サイズを直接にピクセル数で指定してリサイズ(縮小・拡大)ができる点で、わざわざWeb転送用メニュー等を使う必要が無い点が便利だ。また、JPEG形式で保存する際にExifデータを付加する機能がないので、うっかり消し忘れてアップロードしてしまう危険がないのがよい。さらに、色調調整を色相移動方向と移動量をタイル状のパレット形式で指定できるのが直感的でわかりやすい点だ。高度の機能はないし便利機能の種類も少ないが、余計な神経を使わなくても良い点で簡易レタッチソフトとしては良くできている。
しかし今回新しいレタッチソフトが必要になったのは、フイルムの複数コマの連続取り込みができなくなったことと、新スキャナーのキズ消し機能が弱いためキズ消し機能が強力で使い勝手がよいソフトが必要になったからだ。なお、以前のスキャナーはキズ消し機能が強力だったので、キズ消し機能がない花子フォトレタッチ3でもネガフイルムの取り込みに不都合はなかった。
また、以前には Adobe Photoshop Element 7 も使っていたことがあるが、Web用としては花子フォトレタッチで十分なため、48bitカラーで色や明るさの調整を行いたい場合のみに使い日常的には使わなくなっていた。
それやこれやで今回レタッチソフトも最新のものに一新することにして、上記の4種を試用版で比較してみることにした。
【比較各論】
1.インストール
ダウンロードした試用版のインストールの際、CyberLink Photo Director Suit 6.0 のインストーラー(実際はダウンローダー)がストールするためインストールできなかった。これについてメーカーに問い合わせたところ、公式サイトでダウンロードできるインストーラーとは別の試用版のパッケージをダウンロードできるサイトを紹介され、このパッケージを用いるとインストールできた。
その他の3種については、会員登録を要求されるなどの面倒はあるが、インストールに特段の問題はなかった。
Corel Photoshop Pro X7 と Zoner Photo Studio 16 は32bit版と64bit版の両方がインストールされ、どちらも利用可能だ。Photoshop Elements 13試用版はひとつだけがインストールされるが、OSを解析して32bit版か64bit版の一方がインストールされるのだろう。私の場合は、ヘルプのバージョン情報に64bit版と表示される。
2.スキャナーとの相性
ネガフイルムの取り込みを頻繁に行うので、私にとってスキャナーとの相性は重要だ。スキャナー付属の取り込みソフトでいったん保存してから、レタッチソフトにかける手もあるが面倒だ。またハイライト部分や暗い部分の階調の微妙な調整を行いたい場合には、48bitカラーで取り込んで調整後に24bitカラーで保存したい事もあるので、直接レタッチソフトに取り込める方が好ましい。
この点については、Adobe Photoshop Elements 13試用版 とCorel Paintshop Pro X7試用版の64bit版は EPSON GT-X830用のドライバー EPSON Scan を認識せず、汎用WIAドライバーのみが使用可能だった。汎用WIAドライバーでは、スキャナーの機能の一部しか使えず、ネガの複数コマの同時取り込みもできないので具合が悪い。どうやらこれらには64bit版TWAIN ドライバーが必要なようだ。
Zoner Photo Studio 16試用版は32biti版と64bit版のどちらでもEPSON Scanを認識し、スキャナーの機能をフルに使うことができた。
また、CyberLink Photo Director Suit 6.0試用版にはスキャナーからの取り込みというメニュー項目が無く、スキャナーからの直接取り込みには対応していない。取り込み元としてはデジタルカメラのみを想定しており、スキャナーからの取り込みはスキャナーの付属ソフトなどで取り込んでいったん保存してから、それをレタッチソフトに読み込んで処理してくれと言うことなのだろう。
64bit版アプリケーションでTWAINドライバーが認識されない状況は Canon Pixus MG6230 複合プリンターのスキャナーでも同じで、スキャナーを使うことが多い人は64bit用TWAINドライバーの有無を確かめておく方が良いだろう。
3.ゴミキズ消し
ネガからの取り込みではゴミキズ消し機能は必須であり、その操作性はソフトの利用価値を大きく左右する。
キズ消しに関しては、Adobe Photoshop Elements 13試用版は、ただ消したい部分をなぞるだけで良くもっとも簡便だ。他の3種はいずれも参照場所を指定してからキズの上をなぞる必要がある。この場合、参照場所が不適切だとおかしな結果になるので慣れが必要だ。
ゴミキズより大きなスクラッチキズ等については、消すための専用ツールが無いものもあるが、その場合はオブジェクト除去機能などでほぼ代用できるようだ。
イスラム国が釈放を要求した死刑囚の死刑が執行された。ヨルダンが解放を要求していたパイロットが殺されていたことが分かったので、もはや生かしておく価値が無くなったと言うことだろう。
今回の人質交換交渉ではイスラム国側の不手際が目だった。イスラム国側は何も得ることができず、ヨルダンや日本に於ける反発が強まっただけで、イスラム国の完敗と言っても良い。このような様子を見ていると、かつての日本で学生運動が暴力化し、統制を離れた過激分子間で暴力の激しさを競ったために支持を失い、急速に衰退していったことを思い出す。
これがきっかけでイスラム国が内部統制を失い、衰退に向かう可能性も浮上してきた。それを考えると、今回の決着は最悪ではなく、むしろ次善の結末と言えるかもしれない。(最善はもちろん無条件解放で、最悪は身代金の支払いによる解放だ。身代金を払えば、相手にとって日本人を人質に取ることで期待できる利益が増えるので、この相手に対してだけではなく他の相手に対しても日本人の危険度が増す。)今後さらにイスラム国を追い込むには、クルド人の力をそぐために役立つとして、事実上イスラム国を支援しているトルコの行動が大きく影響するだろう。安倍政権は「親日国トルコ」に圧力をかけることはしないだろうが、欧米各国、そしてイスラム圏各国の圧力が望まれる。
それにしても、今回殺されたような自信過剰のお馬鹿はどうすればよいのだろうか。「何度も行って親しい知人がいるから」、「今まで現地に貢献してきたから」、「私が話せば分かって貰えるから」など、本人には自信を裏付ける根拠があるのだろうが、そんなものは頭から話を聞く意志が無い相手には通用しない。その結果、本人が命を失うのは自業自得だが、周辺の人々や国家に多大な迷惑がかかる可能性があることは全く無視している。
このように、「私には不都合なことは起こらない」というお気楽な考えは、最近お馬鹿行為や犯罪行為のネット動画で警察のご厄介になるお馬鹿なあるいは脳天気な若者と共通している。お馬鹿な若者の「ウケて賞賛されたい」と言う願望を、「危険な地域で活動して賞賛されたい」という願望で置きかえただけで、その行為によって発生する利益と不利益を冷静に列挙して可能性を評価するリスク評価を行わない点で共通している。
今後は、国の勧告や警告に従わずにこのような地域に行ったものに対しては、国家は一切の救援活動を行わないと宣言すべきかもしれない。
寒も明けたが、相変わらず各地からは冬の嵐や寒波のニュースが届く。
しかし、あちこちで少しずつ春が近づいてきてもいる。ニュースでは梅の頼りが伝えられ始めたし、我が家の室内では胡蝶蘭が咲き始めた。後に続く株も花茎を伸ばしてつぼみをふくらませている。ベランダではフリージアが蕾を伸ばし始めた。
また少し春に近づいた。
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