なまそば?!
チャンネルを順送りで切り替え炊いたら深大寺を紹介していたので見ていたら、リポーターが「生そば」を「なまそば」と読んだので驚いた。
近頃は「生」の訓読みは全て「なま」なのだろうか?確かに「生首」は「なまくび」だが、「生娘」が「なまむすめ」となるとかなり気持ちが悪い。他にも「生」を「き」と読む例は多数あるのできちんと読んで欲しいものだ。
補足;
「生そば」の他、「生娘」、「生糸」、「生一本」等はいずれも「き」と読み、不純物が無く純粋であることや汚れがない事を、または「生成り」や「生地」のように未加工である、あるいは手を加えていない事などを表している。
これに対して、加熱していないと言う意味で「生」を用いる場合には「なま」と読む。「生ビール」、「生魚」等がその例だ。
さらに「生首」は「生々しい(なまなましい)」と同様にむき出しにしてさらされている様な状態にあることを意味している。
補足1:
これは与太だが、「なまはげ」の「なま」はどんな意味でどの漢字が当てはまるのだろう。
追記(2015/01/22):
「なま」には他の用法もあることを忘れていた。それは「生兵法」、「生半可」、「生意気」など、不完全で劣っていることを表す用法で、「生焼け」、「生煮え」なども同じだ。
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