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December 2014

December 31, 2014

年越し登山遭難

今日から3日頃まで荒天が予想され、場所によっては暴風雪になるので不要な外出を控えるようにとの警告が出ている。しかしそれでも自分は大丈夫だと山に入るものは多いようで、早くも2件の遭難発生が報じられている。

かつて大雪に見舞われた年末の北アルプスで大老遭難が発生したことがある。特に山深いの荒川岳では荒天続きで空からの捜索ができず、救助隊が現場と推定された地域にたどり着くのに一週間かかった事がある。その当時と比べるとヘリコプターの性能が向上しているので飛べる天候の範囲は拡がっているが、今回は強風で3日まではヘリコプターが出動できないだろうと予想されている。

今後も大雪で動けなくなって救援を求めるものは続出するだろう。また尾根筋に出られないために携帯電話が繋がらず、遭難を通報できないものも出るかもしれない。救援が間に合わなくて死亡するものが多数でなければよいのだが。

December 29, 2014

鉛筆住宅

最近、3階、4階建て住宅の宣伝を見かける。狭い敷地でも広い床面積がとれるという事だが、その画像を見ていてかつて多数あった「鉛筆ビル」を思い出した。

高度成長時代の終盤に、狭い敷地に細いビルが多数建ち並んだ事があった。これらは「鉛筆のように細い」と言うことから「鉛筆ビル」と呼ばれた。今をときめく「ヨドバシカメラ」も新宿西口の南西にあったこのような「鉛筆ビル」から始まった。そしてこのような細いビルが建ち並んだ結果、チマチマして統一感がない街の風景になっていた。いまはバブルの頃に再開発されて、そんな小さなビルの多くは姿を消して、風景も整理されている。

そこで、住宅地に細い「鉛筆住宅」が建ち並ぶ風景を想像してみたのだが、いま狭い敷地に2階建て住宅が建ち並んでいる場所に同じ建坪の4階建てが建ち並ぶ風景はこれはどうにもいただけない。どうか住宅地に「鉛筆住宅」が建ち並ぶ事にはならないで欲しいものだ。

December 24, 2014

ゼラニウムの紅葉

このところの寒さのためか、ゼラニウムがきれいに紅葉している。黄ばみながら部分的に紅葉するのはよく見かけるが、全面が一様に紅葉するとそれなりに美しい。

(2014/12/21 撮影)

胡蝶蘭(2014年末)

我が家の胡蝶蘭が今年も花茎を伸ばし始めている。5鉢6株の全てに花茎が付き、早くから伸ばし始めた2株は蕾が見え始めている。他はまだ2~3cmと言ったところだが、2月末から4月始めまで花を楽しませてくれるだろう。

北朝鮮風刺映画の公開中止を取り消し

北朝鮮からの威嚇におびえて北朝鮮風刺映画の公開中止を決めたSPE(ソニー・ピクチャー・エンターテインメント)が、今度は米国内からの非難を浴びて公開中止を取り消した。米国人は脅せば簡単に言いなりになるという実例ができる事を嫌ったオバマ大統領がSPEを非難し、米国内からもSPEを非難する声が殺到したため、渋々と公開中止を取り消したように見える。

SPEは威嚇に屈したのではないとの言い訳をしているが、今更それは通らないだろう。こんな内容の映画を作る価値があるのか、作れば何が起こるのかのKYができなかったSPEの経営陣の軽率さは非難されるべきだが、作ってしまったからには何が何でも公開するそんな肝っ玉もなかったようでこれもまた非難されるべきだろう。

SPEに対する威嚇の余波として、今度は北朝鮮に対するサイバー攻撃が始まっているようだ。今まで他国に対する攻撃を好き勝手に行っても、節度有る他国からの攻撃を受けることがなかった北朝鮮だが、防御に回った今回はかなり苦労をすることだろう。

いずれにしてもインターネット空間での戦争は今後激しくなると予想すべきだ。従ってインターネットの障害や混乱はいつでも起こりうる。その対策として、日本はインターネットによらない、クローズでセキュアな通信網の確保も行うべきだと考えている。

ダビデ像倒壊の危機

AFPの記事に「伊フィレンツェで地震頻発、「ダビデ像」損傷の恐れで緊急対策」(2014年12月22日 12:07 発信地:ローマ/イタリア)というものがある。

これによるとフィレンツェでM3~4の地震が3日間で250回発生し、元々脚部にひびがあるミケランジェロの「ダビデ像」が倒壊するのではないかとの懸念が出ているのだという。

この為、イタリア政府は「ダビデ像」に地震対策工事を行う事を決めたのだそうだ。

地震国イタリアだが、日本のような巨大地震はほとんど無いのだろう。ローマやフィレンツェ、ベネチアなどを予想されている東京直下地震並の地震が襲ったら、美術品にいったいどれくらいの損害が出ることか、想像するだけでも恐ろしい。

December 20, 2014

野党創生

先日の総選挙は与党連合の大勝に終わった。

もっとも、メディアの一部には勝ったのは公明党と共産党だと言う皮肉な見方もあるようだ。だが、それはそれとして野党の敗北の原因ははっきりしている。

それは、野党の参加者が政治理念の共通性ではなく、議席の得やすさや党内権力の得やすさで離合集散を繰り返しているからだ。その結果、小さなコップの中でけんかをすることにかまけて、国民のために政治を行うことを怠っている。これが敗北の原因だ。

もちろん人は全て異なっており、全く同じ考えを持つことはない。しかし何を目指すのかや方法論の根幹の共通性に基づいて党派を組んで政治活動を行う事は可能なはずだ。そのためには政治活動で利益を求める「政治屋(あるいは政治業者)」であることを止め、国民生活の安全と安定に献身する「政治家」になることが必要だ。

そのためには、有権者にも政党というレッテルではなく、候補者本人の人物(人間性)を見極めて投票することが求められる。

ディー川

CNNのサイトに、2014/12/19付けで「川面に大量のパンケーキ? スコットランドで観測」と言う記事がある。寒波に見舞われたスコットランドの川に、パンケーキ状の氷が大量に現れたと言うものだ。

私がこの記事に興味を持ったのは、オホーツク海の流氷にも見られる蓮葉状の氷が川で見られたと言うことと、その川の名が「ディー川」だったからだ。

「ディー川」と言えばイングランド民謡(マザーグースにも含まれているらしい)に「ディー川の水車屋」という歌がある。この歌はよく知っているのだが、私はイングランドのどこかにある小さな川を思い浮かべていた。「ディー川」はスコットランドやウエールズにもあるそうだが、この記事で、スコットランドの「ディー川」はかなり大きな川だと分かった。

参考;「The Miller of the Dee」の歌詞(一部)
タイトルをクリックするとメロディが再生されます
1. There was a jolly miller once,
Liv'd on the river Dee,
He work'd and sang from morn to night,
No lark more blithe than he;
And this the burden on his song
Forever us'd to be;
I care for nobody,no,not I,
If nobody cares for me!

2. I live by my mill,she is to me
Like parent,child, and wife,
I would not change my low degree
For any other in life,
No lawyer,surgeon,or doctor
E'er had a groat from me;
I care for nobody,no,not I,
If nobody cares for me!

追記(2014/12/22);
イングランドの「ディー川」は、鉄道初期に鋳鉄製の鉄道橋が崩落したことで知られていることを思い出したので調べてみると、この「ディー川」はウエールズから流れ出し、ウエールズに隣接したイングランドのチェスターで海に注いでいることが分かった。上記の「イングランドのディー川」と「ウエールズのディー川」はどうやら同じもののようだ。

December 18, 2014

米国が北朝鮮に全面降伏

米国のソニー・ピクチャーズエンタテインメントが新作映画「ザ・インタビュー」の公開を断念した。この映画は北朝鮮の金正恩主席の暗殺を題材にしたコメディだが、北朝鮮がハッキングや映画館に対するテロ攻撃を行うとの脅迫を行っていた。

米国の映画館がテロを恐れて公開見送りが続出したため、製作会社が公開を断念したとのことだが、これは常々「テロに屈しない」と公言している米国社会が北朝鮮のテロ威嚇に全面降伏したと言っても良い。

言うこととすることが違うのは米国社会の常だが、これではますます北朝鮮に舐められる事になるだろう。

小保方氏もSTAP細胞を再現できず

理研が、明日(2014/12/19)に小保方氏自身によるSTAP細胞再現実験の結果の詳細を公表するための記者会見を開くと発表した。

事前の概要説明によると、万能性を持つ細胞は一度も作成できなかったそうだ。

これにより、明日の発表を受けてSTAP細胞の実在は完全に否定されることになる。同時に小保方氏の研究者としてのキャリアも終わりになるだろう。

国際政治の潮流が変わるのか?

日本の政治家達がコップの中の権力争いをしている間に、国際政治の潮流が少しずつ変化し始めている様に感じる。

その最大のものは、米国がキューバと国交交渉を始めると言うことだ。キューバ革命で資産を接収された米国が制裁を行った結果、キューバを共産主義国陣営に追いやったが、その後執拗な米国の圧力や工作にも関わらず、キューバの政体は安定を保ってきた。今回の決定は米国が政策の誤りを認めて、方針を大転換すると言うことだ。保守派とキューバからの亡命者が猛反対するだろうから、交渉を順調に行う事ができるかどうかは予断を許さない。しかし、カリブ海の政治が新しい方向に進み始めると言うことは間違いがないだろう。

その2は、原油価格低下によるルーブル危機だ。現時点では外貨準備が十分にあるとのことだが、ルーブル安が長引けばロシア経済は破綻に瀕するだろう。これは西欧への天然ガス供給能力をよりどころにした、ウクライナ情勢を巡るロシアの強気にも大きな圧力となるだろう。頼りは、ロシアの金融破綻を西欧が恐れるだろうと言うことだが、西欧が世論の圧力により救済措置をとらない事もあり得る。従って、ウクライナ情勢に関するロシアの態度はより慎重にならざるを得なくなる可能性がある。

その3は、EUの一般裁判所がパレスチナ人武装組織の「ハマス」はテロ組織ではないと言う判決を下したことだ。この判決によって、EU諸国が「ハマス」をテロ組織として取り締まる事が難しくなり、「ハマス」を弾圧しようとするイスラエルの行動に対する支援も根拠を失う。イスラエルは今回の判決を非難しているが、最近のパレスチナ人に対するイスラエルの行動に反発が強まっている事の現れと見ることもできる。いずれにしても、「ハマス」と「イスラエル」に対するEU諸国の政策に方向転換圧力が加えられると考えるべきだろうし、ナチスばりのイスラエルの行動にブレーキをかけられれば、パレスチナ情勢は良い方向に向かうだろう。

その4は、EU議会がパレスチナ国家承認を決議したことだ。加盟国への強制力はないが、パレスチナ国家承認国が徐々に増えている事も考え合わせると、イスラエルの行動に対する反発が強まっていることを教えてくれる。これはいずれ米国に対する圧力に変化するだろう。

スリップ事故

昨日(2014/12/187)らの寒波で、各地でスリップ事故が発生している。

ニュースでは「冬用タイややチェーンの装着で」と呼びかけているが、路面状況によっては冬用タイヤが全く役に立たない事もあるので注意が必要だ。私の経験でも、氷の表面が鏡のようになっていた上に融雪用の水が撒かれていた場所で、徐行速度で全くブレーキが利かなかったことがある。

このときは前日に雪が降り夜にいったんやんだ後、明け方から急に気温が下がって慌てて融雪用の水を撒き始めた様だった。そんな交差点の信号の手前で一旦速度を落として徐行速度で近づきながら、もう一段歩く速度ぐらいに速度を落とそうとしてブレーキに足をのせたとたんにABSが作動し始めたのだ。こうなってはどうしようもないので、そのまま足をのせていると5m程滑って信号の手前で停止できた。

また、北陸自動車道の敦賀トンネルの南行き出口で、ハンドルの手応えが全くなくなった事も何度かある。ここは警戒して、極力一定速度で直進状態を保つように進路を取らなければいけない。車線変更やブレーキの使用は厳禁だ。

このように、冬用タイヤでもスリップ防止の役に立たない事はしばしばある。冬用タイヤをつけているから大丈夫と、安易に考えてはいけない。

December 17, 2014

予想最低気温は氷点下

襲来中の大寒波の影響で、神戸でも明日(2014/12/18)の最低気温が氷点下と予想されている。比較的温暖な神戸では、氷点下に下がるのは年に何度もないことだ。

港に近く標高が5mしかない神戸地方気象台での予想が-1℃だから、山麓で標高が100mに近い我が家のあたりでは-2℃近くまで下がるだろう。そこで、ベランダの鉢植えで凍結に弱いゼラニウムやセージなどを屋内に取り込んだ。比較的凍結しにくいと思われるものでも、葉などが柔らかく水分が多そうなものはポリ袋をかぶせて風よけにした。これで持ってくれると良いのだが。

見通しの付かない吹雪;意味不明の日本語

今日(2014/12/17)の荒天について、ニュースや天気予報で「見通しの付かない吹雪になる恐れがある」と繰り返されている。しかしこれは意味不明の日本語だ。

通常「見通しの付かない」とは将来の状況の予測ができない場合に用いられる。それならば、「見通しの付かない吹雪」とは何なのだろうか?文言通りに解釈すれば、「今後どれくらい激しくなるか予測できない吹雪」と言うことになる。始めから「数年に一度の激しい吹雪」になると予測しているのだから、これは天気予報で述べる内容としては変だ。

あるいは、これは「雪煙で視界が悪く、前方が見通せない程の吹雪」と言いたいのかもしれない。それであれば「見通しの付かない吹雪」ではなく「見通しがきかない吹雪」と言うべきだろう。それよりもさらに、「視界が無くなる程激しい吹雪」と言う方が良いと思うのだが。

さて、皆さんはどう感じるのだろうか。

追記(2014/12/17);
14時頃の予報から「見通しが利かない」に変更されていた。これならまともな日本語だ。どこかから指摘されて訂正されたのだろう。

December 16, 2014

平成の市町村大分割

政府が半ば強制的に行った「平成の大合併」だが、過疎化や災害対策に何してはデメリットの方が大きかったように思う。

理由は、末端自治体のスタッフを一カ所に集めて分野ごとに縦割りにしたことにある。この為に、担当者は現場の詳細な実情を把握することが困難になり、きめの細かい行政活動を行えなくなったからだ。

これは住民サービスの統合と集中をもたらし、中心市街地以外での住民サービスの劣化をもたらした。その結果、周辺地域での生活はますます困難になり、その様な地域の住民を流出させ、結局は過疎化と高齢化を促進した。

これを逆転させるためには、フランスやイタリアなどの地方自治体系が参考になる。これらの国でも小さな村や町は多数存在するが、その小ささをうまく利用して低コストで行政を行っているように見える。

これらの国の地方自治は、大都市と県(州と翻訳されている例もある)からなり、県はさらに市町と郡で構成される。郡はいくつかの村や小さな街で構成されるがこれらの町村は独立した自治体となっている。

各町村には町村長と議会があるが、町村長は専従ではないことが多く、議員もほとんどが無給だ。また、最小限の専従職員がいるが、小さな村では職員がいないことも多い。そして、各町村の代表者が集まって郡議会を構成し、個々の町村単独では実行できない事業を行う。これを実行するために郡には郡役場も置かれ、最小限の職員がその業務に従事する。

このような形を取れば、郡役場の職員が現地の詳細な状況を知る必要が無いので業務量が少なくても済む。また、郡が業務縦割りの専門家集団でも不都合は生じにくい。現地の実情の詳細は、その土地をよく知る町村の長や職員を通じて入手できるからだ。

このようなやり方をすれば、現地の実情に応じたきめの細かい行政サービスが可能になる。行政サービスの質を向上させ、過疎化や高齢化を食い止めるためには、「平成の市町村大分割」を行い、郡を行政単位に昇格させて活用することを考えても良いのではないだろうか。

再び寒波襲来

再び大寒波襲来で、北海道は猛吹雪になると警告されている。

まだ12月の半ばだというのに、この冬何回目の爆発低気圧だろうか。この10年、温暖化かどうかはともかくとしても気象現象は明らかに変化してきている。日本ばかりでなく、北米でもすでに何度か冬の嵐に襲われて、大雪や洪水が発生している。

21世紀に入った頃から世界の平均気温の上昇が止まり、これ以上の温暖化は起きないと主張する人もいる。しかし平均気温の上昇が止まった頃から、振れ幅の大きい激しい気象現象が増加している。また、温暖化で地球に溜まった熱が深海に吸収されているのだという人もいる。恐らく、現時点では温暖化で溜まった熱は気温の上昇ではなく、激しい気象現象の駆動力として消費されているのだろう。

先頃閉幕したCOP20でも、各国は温暖化ガス放出削減目標の提出が求められていた。先進国のほとんどが大幅な削減目標を示している中で、目標策定の作業すら進められずにいる日本の熱意のなさが際立っていた。原子力発電所を稼働させないと言う大前提の中では、温暖化ガス放出の大幅な削減は不可能だというのが日本の言い分だが、このまま提出期限まで目標策定の作業すら進められなければ、日本は世界中から身勝手な国と非難を浴びることになるだろう。

野党大敗の原因

今回の総選挙で野党が大敗した原因については、多くのメディアが分析しているが、私は無定見な選挙協力が大きな要因になったと考えている。

今回、選挙協力によって野党立候補者が少なくなった。その結果、有権者が投票する先を失い、これが低投票率そして与党大勝に繋がったと思うのだ。有権者の多くは投票したくない政党を持っている。自分の選挙区に、投票したくない政党の候補者しかいなかったら、あなたはどうするだろうかと考えてみるとよい。

投票したくない人が多い政党の代表としては共産党と公明党があげられるが、今回大阪府には公明党と共産党しか立候補者がいない選挙区もあった。この選挙区のこの両党に投票したくない有権者は、これでは投票先がない。その様な人の多くが棄権するか白票を投じたと思われる。他にも信用できる野党の候補者がいない選挙区があったが、これらの選挙区でも同じような現象が起きたろう。

コップの中での権力争いにうつつを抜かすばかりで、まともな政策論議を行ってこなかった群小政党の多くは有権者の信用を得ていない。その様な信用されない群小野党ばかりが、確固とした政策協定なしに選挙協力を行うのではますます信用をなくし、与党が有利になるのも当然だ。

私がどうしたのかと言えば、私の選挙区も私が投票できる政党の候補者が一人もいなかった。そこで抗議の意思表示を投票権に記入した無効票を投じた。比例区には一番ましと思える政党名を記入したが。

December 13, 2014

フィッシングメールの動向

この秋以降、フィッシングメールがめっきりと少なくなった。スクエアエニックスと三菱東京UFJを騙るメールが月に数回と言ったところ。

さんざん使い古しのアドレスリストで同じ内容のメールを繰り返し送っても、受け取る側はみな詐欺目的と分かっているので成果はないと思うのだが。未だに同じ事を繰り返しているのは、いったい何が目的なのだろうか。人に迷惑をかけたりうるさがられたりすることを喜ぶ変質者なのかもしれないが・・・・。

December 12, 2014

NHKの報道から消された中村コメント

NHKのニュースで報道されたノーベル賞受賞者3氏の授賞式後のコメントから中村氏のものだけが排除されている。これは中村氏の「(ノーベル賞のメダルも)ただの金属」という発言が、ノーベル賞と過去の受賞者に対して無礼だと判断されたためだろう。

中村氏らしい傲慢不遜な発言だが、この人が嫌われるのはこのような行動が原因だろう。

総選挙でどう投票するか

総選挙の予想として、自民・公明の合計が3分の2を超えるとの観測が出てきた。それでは憲法改正発議を含めて与党のやりたい放題になるので、なんとか阻止したいと思うのだが立候補者の顔ぶれを見ると野党にも投票できない。

私の選挙区以外にも、野党からの立候補者が共産党だけや共産党と維新の様なくず政党しかいないという選挙区が幾つもある。これでは野党であれば何でも良いと言ういい加減な投票しかできない。有権者の選択の権利を侵害する野党の行動は容認できない。

今回は与野党双方への抗議の意思表示として、白紙のままか「支持候補無し」と書いて投票することになりそうだ。

December 09, 2014

設問

設問;高度成長期、好景気により賃金が上昇しそれにより物価が上昇した。しからば、物価を上昇させれば賃金が上昇し、好景気になる。

これを論理を用いて証明せよ。

December 08, 2014

麻生氏暴走

アル・カポネ命の麻生氏が暴走している。「景気が良くならないのは経営者が無能だからだ」と言ったかと思うと、「高齢化社会になるのは子供を産まないからだ」と暴言を連発。一応はどちらも言いつくろったようだが、シカゴギャングの軽機関銃並みの不適切発言の連発はいただけない。

元々、不適切発言を避けるために必要な気配りの能力に欠ける人ではあるが、閣僚を務める人材としては何とも情けない。

師走の花見?;「ソメイヨシノ」の狂い咲き

散歩中、新生田川沿いで「ソメイヨシノ」が満開になっているのを見つけた。今日は12月の8日、こんな時期に満開になっている「ソメイヨシノ」を見るのは珍しい。
この時期に咲く桜としては「十月桜(冬桜)」があり、最近はあちこちに植えられて秋から春まで少しずつ咲き続けている。だが「十月桜」の花は半八重でもっと小さいし、この時期に一斉に咲いて満開状態になることもない。

満開の「ソメイヨシノ」
(2014/12/08 神戸市内の新生田川沿いの道路脇で撮影)

花のクローズアップ。花を追いかけるように葉も伸び始めている。

「ソメイヨシノ」の狂い咲きは珍しくもないが、このあたりで花をつけているのはこの一本のみ。今年は台風でひどく痛めつけられたはずもないし、いったい何が原因なのだろうか。

十月桜の花

十月桜(冬桜)の花はやや小振りの半八重咲きで、一輪から数輪ずつまばらに咲く。葉は3月末に伸び始めます。
(2010/12/19 神戸市内)

停電でIP電話が不通

今回の大雪で孤立した地区の内、集落全てがIP電話に頼っていた地区が停電で電話が通じなくなり安否確認が難航したという。

山間地では携帯電話はもちろん通じないし、交流電源が必要なルーターが不可欠なインターネット回線は停電すれば当然使えない。従って停電すれば、インターネット回線を使うIP電話ももちろん使えないと言うことになる。

もし、交流電源を必要としないメタル回線用の電話器と回線を残してあれば、停電しても通話はできる。もしメタル回線が残っていれば、押し入れの隅にでも交流電源を必要としない単機能の電話が残っていないか探してみると良い。残っていれば、停電時に外部と連絡が取れるよう大事に取っておくと良い。しかし今時、山間地の高齢者世帯でも交流電源が必要な多機能電話しか残していない事が多いのかもしれないが。

そういえば、私が昔使っていたISDNアダプターは、乾電池を内蔵可能で停電時にも通信ができるようになっていた。メタル回線の電話では、通話に必要な電力が回線を通して電話局側から供給されるためだ。実際、阪神淡路大震災直後に停電している状態でも、発信制限がかかるまでは通話が可能で、最小限の連絡先に無事を報告できた。従って、多機能電話機やインターネットルーターも、バックアップ電池を内蔵できて、停電時にも通話だけはできるようにしておくと良いのだが、そんな商品はあるのだろうか。

追記(2014/12/09);
一般にインターネットは停電すると利用できない。それはインターネット接続に必要なルーターが交流電源を必要とするからだ。また、当然だがパソコンも交流電源なしでは使えない。停電時にこれらを使うためには、無停電電源装置などのバックアップ電源がが必要だ。

December 07, 2014

どうしようもない日本

耳障りはよいが空疎な言葉を並べ、それを自画自賛しているだけの与党。コップの中の勢力争いに明け暮れている野党。そしてそれを容認する有権者。

これでは日本の将来はどうなるのか?

December 06, 2014

大寒波

12月早々というのにやってきた大寒波。ルミナリエが始まった神戸の街も北西風が強まり、底が抜けた冬雲が通る度にみぞれがぱらついている。

各地の積雪も深くなり、大雪が滅多には無い四国でも雪の被害が出ているようだ。私がしばらく暮らしたことがある福井も、道路情報で見ると奥越地方では早くも1.5m近くに達している。この時期としては桁外れだ。

この寒波はしばらく続くそうで、北陸よりさらに寒い北国では各自治体が除雪に追われ、担当者は出費に頭を抱えることになりそうだ。高齢者世帯の割合が多い山間地では除雪にまつわる事故がないことを祈る。

今後も温暖化ガス増加の影響で振れ幅が大きな気象現象が増加するだろう。山間地や交通途絶が起きやすい地域では食料や燃料を蓄え、昭和初期並には孤立に耐えられる備えも必要だろう。また、建築家は雪下ろしの必要が無い屋根への改良も考えてもらいたいものだ。また、小規模の風力や水力の発電と組み合わせれば、ランニングコストの安い融雪も可能だろう。

December 04, 2014

2014/12総選挙予想

大手メディアによる総選挙の予想が早くも出始めている。投票した候補が落選するのはいやだから、当選しそうな候補に投票する(信じられないがこんな馬鹿な人もいる)には、投票日まで目が離せないだろう。

真っ先切って掲載された朝日新聞の予想によると、自民大勝、公明・民主堅調(現状+若干で記事の表現は「伸び悩み」)、維新などの群小政党は惨敗とのこと。特に自民は単独で300議席を超える可能性があり、改憲(改正か改悪かはともかく)に動き出す可能性が出てきたようだ。
朝日新聞記事;「自民300議席超える勢い 衆院選・序盤情勢調査
                      2014年12月4日00時18分

毎日新聞もほぼ同様の予想記事を掲載している。
毎日新聞記事;「衆院選:自民300議席超す勢い 民主70前後
     2014年12月04日 08時21分(最終更新 12月04日 10時34分)

読売新聞は本日の所は他社予想の引用のみ。
読売新聞記事;「与党引き締め、野党は巻き返し狙う…衆院選
                    2014年12月04日 11時49分

とはいえ、今回の選挙では野党共闘で立候補者が減り、投票先がないことで悩む人も少なくないだろう。立候補の顔ぶれを見ると、公明と共産しか立候補が無いという選挙区もあり、両党に嫌悪感を持つ人は白票を投ずるか棄権するしかない。こんな状況は国民の選ぶ権利を侵害しており、中選挙区制に戻すべきだと私は思う。

December 02, 2014

白票しか選択肢がない

告示された総選挙。しかし立候補の顔ぶれを見ると、自民・公明・共産・維新のどれかしか立候補者がいない選挙区が多数ある。私の選挙区もその一つだ。

このように投票先になり得ない政党しかないのでは、白票しか選択肢がない。選挙協力に名を借りた国民の権利侵害がこんなに蔓延る小選挙区制は、ぜひとも廃止してもらいたいと思うのだが皆さんの意見はいかが?

December 01, 2014

訃報続く

高倉健氏、菅原文太氏と訃報が続いた。

ともに昭和中期のやくざ称揚映画で人気を博した点で共通している。その後やくざ称揚映画に対する風当たりが強まり、他の内容の映画に活動の場を移して、円熟した演技で安定した評価を得るようになった事でも共通している。

二人とも、最近は年齢によって出演は減らしていたようだが、昭和の名残をとどめる個性的な演技者がまた減ってしまったと残念だ。

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