日常化する「これまでに経験した事が無い気象現象」
この数年、「これまでに経験したことが無い」、「50年に一度の」あるいは「100年に一度の」気象現象が頻発している。同日の異なる地域で独立して発生したものを全て数え上げると、年間数十件になるだろう。つまり、このような気象がごく当たり前に発生すると言うことだ。
このような荒れた気象現象を「極端気象」と言うそうだが、このような現象が温暖化につれて増加している事を多くの研究が示している。そして、温暖化ガス排出制限に最も消極的な国家の一つであった米国でも、炭酸ガス排出を減らさなければ「極端気象」による経済的損失が巨額になるとの声が強まり始めた。
日本においても「極端気象」による損失が増大しつつあるのは同様だ。これでもまだ火力発電所を動かし続けますか?そのためには不可避の一般家庭の消費電力制限に反対しますか?
日本が減らしても途上国が増やすからと言い訳しますか?「隗より始めよ」という言葉は知りませんか?
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