少子高齢化の原因の一つは社会的刷り込み
最近、少子高齢化の原因の一つ、恐らく最大の原因はメディアなどによる社会的刷り込みにあると考えるようになった。
曰く、「嫁と姑が対立するのは当然のことで、双方が譲り合って円満なのは異常だ」。従って、親と子の2世代が別居するのが自然な姿で、円満に同居できるのは例外でむしろ異常だ」。
曰く、「夫婦はそれぞれに自分らしさを追求して生活すべきで、生活協調のため譲り合うのはストレスが溜まるのでするべきではない」。従って、お互いに制約しあったり譲りあったりで自由が失われるので、自分らしさを追求したいのであれば結婚はすべきではない。
曰く、「出産と育児は女性にとって重労働で、社会的活動を制約する。その制約は男性にもおよび、自分らしい仕事と生活の追求を阻害する。よってあくまでも自分らしさを追求するのであれば、子供が邪魔になるので子供を作るべきではない」。
現代の40歳代以下の若者達は、生まれた時からメディアによって上記のような考え方をすり込まれている。これはかなり強力にすり込まれているので、これを打破する対抗キャンペーンを行うべきだ。幸い対象となる若者達は、メディアやネットの情報を鵜呑みにする傾向が強い。Facebookが行ったようなSNS上の情報操作を気長に行って行けば成果を上げられる可能性は十分にある。
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