揺れるアジア
と言っても地政学的な話ではない。地震の話だ。
このところアジア大陸内で強い地震が頻発しているような気がする。ジャワ島周辺からパプア・ニューギニア一帯は以前から強い地震が多い地域で増えたかどうかははっきりとは言えない。だが最近は、西はパキスタン北部からアフガニスタンやイランにかけての高原地帯で、東はスマトラ島周辺、中国の四川省や雲南省、そして日本や台湾の周辺でも強い地震が頻繁に発生している。
いつからかとは私にははっきりと言えないが、インド洋大津波を起こしたあの地震以来多くなったような気がする。もちろんこれは、データに基づかない素人の感覚なので間違っているだろう。「しかし次はどこだ?」と疑心暗鬼になるには十分だ。
ただ、何となくというレベルの話だが、中国の中原から東北にかけてとヒマラヤ山脈の周辺が空白地帯になっている感じがする。これらの地域も、過去の例を見ると大地震がないとは言えない。特にヒマラヤ山脈周辺で大地震が起きると、温暖化で増えたと言われる氷河湖の決壊でも大惨事になりかねない。油断せずに、備えはしておいてほしいものだ。
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