危うい空気が漂う・・・・
何となくふわふわした空気が漂う今日この頃の政界。
前回の「美しい日本」同様中身のない言葉だけが流布して、実体が伴っていない不安感がある。一国の経済状況が一国の政策だけではどうにもならない現代、好景気も不景気も欧米の状況次第という危うさがある。
それにしても、自民党政権になったとたんにそのご機嫌取りを始めた財界。旧い癒着体質が変わっていないことをはっきりと示した。また、第二労務部と言われて久しい大手企業労組を主力とする連合の力の無さも露呈した形だ。
それにしても、自民党がすることには何でも反対の社会党主流派に対するアンチテーゼとして、健全野党を目指して分裂した民社党の理想はどこへ行ったのだろう。主流派争いに負けて自民党から追い出された者達を受け入れたことが、民社党が変質した原因かとも思う。
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