猛暑、旱魃、冷夏
日本は全国的に猛暑が続いているが、北海道の一部(東部と北部の沿岸)では20℃以下の場所もあるようだ。さすがに北海道と言うべきか。
一方世界に目を転じると、オリンピックが行われている英国を中心とする北西ヨーロッパは25℃以下の涼しい天候が続いているようだ。高層気象図を見ると、低気圧がスコットランド上空に居座って寒気を呼び込んでいる様に見える。逆に北米中央部には高気圧がどっかりと腰を据えて暖気を引き込んでいる。このため中西部は高温と旱魃が続き凶作が心配されている。日本から中国の華南、江南からパミール高原にかけても暖気が居座っている。
今年は同じ状況が長く続き、極端な天候が続く傾向が強いようだ。大洪水や大干魃などの気象災害が世界経済に重大な影響を与える可能性もあるので、注意を払い続ける必要がある。
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