トンデモ科学者の疑問;植物編4
街中を散歩していると多種の雑草が目に入る。その中には帰化植物も多く、しかも年々新顔が加わっているらしい。とは言うものの、在来植物が帰化植物の勢いに圧倒されてばかりいると言うことでもなさそうだ。
たとえば、かつて猛威をふるった「セイタカアワダチソウ」の仲間や「ブタクサ」の仲間はすっかり数を減らして、街中では見ることが少なくなった。さらに、この数年では「ヒメオドリコソウ」が急激に数を減らし、代わりに在来種の「ホトケノザ」が数を増やしている。
これはどんな理由によるものなのだろうか?在来種が抵抗力をつけたのか、あるいは大きく数を増やした帰化植物に対する寄生生物や病気が増加すして、結果として数を抑えるためなのか。私には知る手段が無いが、専門家はどう見ているのかに興味がある。
致死率の高い新種の病原体が、世代を重ねるとしだいに宿主と折り合いをつけて、毒性を弱めて行くのと似たようなメカニズムが働き、大繁茂する植物の勢力を押さえるのだろうか?
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