電動アシスト車いす
NHKの放送で足こぎ車いすが紹介されていた。番組内容は大震災からの復興に絡めた色合いが強かったが、車いすを足こぎで動かすという意表を突いた発想はなかなかの物だった。特に足の機能回復の訓練として優れた効果があると言うことも驚きだった。
それを見ながら思ったのが、電動アシスト付きにすれば神戸のように坂道だらけの場所でも使いやすいものにできると言うことだ。重量増と価格の問題は致し方ないが、電動アシスト自転車の技術は既に実用化されているのだから基本的には可能だろう。回生による電力回収は難しいかもしれないが、小型軽量の小出力発電装置が開発できれば航続距離を伸ばすことも可能だろう。
また、いきなりは足こぎが困難な使用者の機能回復状況に応じてアシスト強度を調節することで、回復訓練としての利用が可能な範囲を広げることもできるのではないだろうか。
足こぎ車いすの開発者の方々、いかがでしょうか?
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