今夜は皆既月食だというので空の様子を見るときれいに晴れ渡っていた。そこで久しぶりの赤い月を観賞することにしました。
月食は軌道の関係で、冬至と夏至の前後それぞれ一ヶ月ほどの期間にしか起きませんが、夏の月食は梅雨時になるので天候に恵まれないことが多くなります。その為、月食の観察はどうしても冬が多くなり、私も小学生の頃、月食観察の課題を出されて寒い思いをしながら記録を取った記憶があります。
それで思いついて、今回は写真を撮ってみることにしました。何かと使いこなしが難しい CANON Powershot SX30IS ですが、このような場面では約840mm相当の超望遠の見せ所。 |
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と言うわけで撮影したのがこの写真。月食が始まる直前から撮影を開始したのですが、これは皆既最盛期の23:40頃のものです。
光量不足でオートフォーカスがうまく働かないので、手動で無限遠に合わせたほかは全てカメラ任せ。4320×3240pix.の原画の全画面を480×360pix.に縮小しています。近距離では色収差が目立つSX30 ISですが、無限遠であればまあ我慢できる範囲と行ったところ。
付け加えると、月の右上の小さな白い点は傷やノイズではなく2~3等級の星。このカメラで星が写るとは恥ずかしながら知りませんでした。
また、普通のカメラ用三脚を使ったので、もたもたしていると月が動いて行ってしまうので手こずりました。やはり天体写真には、微動送りのできる緯経台や赤道儀があると楽ができます。 |
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