神経衰弱の最小回数
ナショナルジオグラフィーのウエブサイトにパズルがある。ひとつはジグソウパズルでもう一つは神経衰弱だ。気分転換に時折遊んでいるが、今のところ神経衰弱の最小回数は19回。カードは12ペアの24枚なのでこれが多いのか少ないかのは分からない(注)が、ふと思いついて最小回数の12回でできる確率を計算してみた。
最初に連続してめくった2枚が一致する確率は、残りが23枚だから1/23。その次の2枚が一致する確率は当然1/21になる。その調子で、連続してめくる2枚が全て一致する確率は、1/23から分母を二つずつ減らして1/1までを全て掛け合わせればよい。
結果は3.16X10の-12乗、つまり1兆分の3.16になる。これはかなり小さな確率で、一般には「通常はあり得ない」といわれる小ささだ。ただし、感覚的にあり得ることが分かるだけに、「通常はあり得ない」という確率論的な表現に抵抗を感じる人も多いかもしれない。
注;何回でできるかの期待値(平均値)については、確率論の教科書に計算式があると思うのだが私は知らない。
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