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August 04, 2011

FX問題

FX候補の一つとされている米国のF-35の価格がふくれあがっているそうだ。

最近の報道によると、価格が高く運用コストも高すぎるとして米国で調達中止になったF-22とあまり変わらないレベルになっていると言う。原因は多用途性を欲張りすぎたことにあるようで、構造が複雑になり重量も増加して所期の性能が出ない恐れも指摘されている。米軍としては、部品の共通化などによる単価や運用コストの削減を狙ったのだろうが、完全に裏目に出た形だ。

F-22の運用トラブルも抱えている米国としては、なんとしてもF-35を実用化しなければならないが、価格の大幅増加で調達数の削減もあるかもしれ無い。さらに、調達数が減れば単価が上昇するので、同じく財政難を抱える日本が購入するものとして適切であるかどうかが議論になるだろう。

国産品優先使用主義者である私としては、同じ金を使うのであればF-2をベースに簡易ステルス版が作れないかと言いたいが、コスト的にも技術的にも現実性はない。

この際、日本の防空戦略から見直すべきなのかもしれない。

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