永田町に動き?
相変わらず、永田町の「政治家先生」たちの動きはいらいらするほど鈍い。八月初めに民主党代表選挙を行うと言う情報も流れてはいるが、メディアの取り扱いは小さく目立たない。半信半疑というところなのだろうか。
いずれにしても、私が感じているのは政権の押し付け合いだ。はじめは熱心に支持しても、何かあればすぐに避難の大合唱に加わる信頼できないものばかり。これでは敢えて火中の栗を拾おうという者が出てこないのも当然かもしれ無い。自分自身がそのような情けない人物だから、そもそも自ら起つ勇気がないのだ。
ある新聞社の記事に日本には国の方針がないと書かれていたが、そもそも国より党、党より自分で、自分の利益を最優先するものばかりだからだという現状では当然だ。
私の父も高級官僚だったが、高校時代、大学時代と、学生寮の部屋に何人もが集まって徹夜で天下国家を論じていたそうだ。そしてそのような気概を持った者たちが官僚や政治家を目指したという。また、官僚の中にも与党の政治家と激しく議論を戦わせたものも少なくなかったそうだ。そして大物政治家の中にもそのような議論を根に持たず、むしろ楽しんでいたものが何人もいたらしい。
しかし、今の政界、官界にそのようなものたちがいるようには見えない。議論を嫌い、反論されれば根に持つ政治家と、議論して根に持たれることを恐れる官僚がほとんどに見える。
蛇足;
そう言えば、父からおもしろい話を聞いたことがある。先代の鳩山(威一郎)氏の学生寮入寮に当たって、母親が特別扱いを要求して拒絶されたという話だ。女性陣がいろいろ出しゃばるのは鳩山家の伝統らしい。
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