トンデモ科学者の疑問;天文編(ダークマター2)
ナショナルジオグラフィック・ジャパンによれば、新種の放浪惑星が発見されたそうだ。
この記事(銀河系で新種の“浮遊惑星”を発見)によると、発見されたのは木星規模の惑星で、推定では恒星の2倍程度の数がありそうだという。ただし、今回の放浪惑星は重力レンズ効果を利用して発見されたもので、重力レンズ効果では見つけにくいさらに小型の放浪惑星については分からないようだ。
いずれにしても、今まで見つかっていなかった質量が見つかったと言う意味で、これもまたダークマターの(ほんのだが)一部と言えるのだろう。星間分子と褐色矮星までの間には明瞭な境界はない。それら全てを含めれば膨大な質量になるのだろうが、質量はサイズの三乗で小さくなる。ダークマターの一部とは言っても、恐らく大勢に影響するものではないのだろう。
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