峠が見えた?
東電と政府から、原子炉事故に関する今後の見通しが初めて示された。見通しの当否は別にして、とにもかくにも先のことを考えるだけの余裕が出始めたと言うことだろう。
まだ、原子炉の状況の詳細な見極めができていないので、今後も新たな傷害が次々に出てくると考えるべきだが、日本が誇ってきたロボットも活用して、一つ一つ確実に解決していってもらいたい。未完成なロボットでも状況の偵察ぐらいには使えるだろう。だからからどんどん使えばよい。実地使用が最良の試験になるはずだ。
見通しが示されたからと言っても、功を焦って事態を悪化させるようなことは絶対に避けねばならない。このことは当事者だけでなく被災者もその他の国民も肝に銘じておく必要がある。まだ、峠が見え始めたばかりで、峠を越えたわけではないのだから。
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