八百長問題
大相撲の八百長問題の解決には時間がかかりそうだ。今のままの調査方法では夏場所の開催も見通しが立たない。問題を解明して場所開催にこぎ着けるには思い切った手段が必要だ。
その一つは、過去の八百長は処罰しないことを前提に調査に協力させること。そして、今後の八百長に対しては明確な基準に基づいた厳しい処分を科すと言うことだ。
これまでの不祥事では、常に正直者がバカを見るような尻尾切り処分が行われてきた。これでは正直に調査に応じることはできないのが当然だ。処分する側も、これまでの不透明なやり方を改める事を表明しなければ、これからも不祥事の処理はうやむやになってしまうにちがいない。もし、処分する側に後ろめたい点があるならば(たぶんある)、それも含めて結果の公開を行うべきだ。そうしなければ、国民を納得させることはできないし、国技にふさわしいとは言えない。
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