トンデモ科学者の疑問;植物編3
植物が好きで、野草の写真を撮ったり眺めたりして楽しんでいる。
しかし以前から不思議に思っていることが一つある。それは植物の利き手の問題だ。
植物には右利きと左利きがある。たとえば朝顔は左巻き、藤は右巻きと決まっていて、個体ごとに違っていたりはしない。しかし、花弁の重なり方となるとそうはいかないのだ。
筒状の花の中にはつぼみの時からねじれがないものもあるが、多くの花はつぼみの時、花弁が右回りか左回りに重なってたたまれている。この重なり方が同じ株の中でも異なっているものがある。花が開ききってしまうとわかりにくい場合もあるが、完全に開いてからでもはっきりとわかるものもある。
なぜどちらかに決まっていないのか、これは不思議なことだ。一個体の遺伝子の中に両方が用意されているのか、それとも重なりの方向はランダムな要素によって決まるのだろうか?
と言うわけで花の世界にも不思議なことがいろいろある。一度そんな目で眺めてみてはいかが?
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