またも暴走事故
大阪ミナミでまた自動車の暴走事故が起きた。暴走事故の原因は、ギアの入れ間違いやアクセルとブレーキの踏み間違いであることが多いのだが、今回の運転手は左足ブレーキを習慣にしていたので踏み間違いではないと供述しているそうだ。
真偽の程は警察の調査で明らかになるだろうが、4輪駆動車でない限りブレーキを踏んでいれば路面にブレーキ痕が残る。エンジンが吹き上がっていても非駆動輪には制動がかかるからだ。駆動輪が空転した痕と、制動の痕は容易に区別できるはずなので、ブレーキが作動していたかどうかは判定できるだろう。また、タイヤの摩耗状態を調べても簡単に区別ができる。(制動を掛けてロックした車輪には、多少ともフラットスポットが出る。)
それにしても、オートマチック車が暴走した際、パニックになった運転手がとっさにエンジンキーを切ったりギアを抜いたりする(ニュートラルにする)のは難しいのだろう。マニュアル車では、停止するときには必ずクラッチを切ってブレーキを踏むので簡単に止められるのだが・・・。
暴走時のその他の止め方は、ネットのどこかにケース別の詳しい記事があると思います。KYを厭わない方は、そちらを参照してイメージトレーニングをしておきましょう。
追記(2010/07/15);
工場の機械設備の多くに付けられている、緊急停止スイッチを付けるのはどうだろうか。ハザードランプスイッチを押し続けるとエンジンスイッチが切れ、機械式の非常ブレーキが作動するなどだ。もっとも、これはこれで新たな事故の原因になりうるのは否定できないが。
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