過ぎたるはなお及ばざるがごとし
注意報や警報などの気象情報が市町村単位で出されるようになったが、放送などのメディアは従来通りの区分で伝えるという。その理由は、放送で伝えるには情報量が多すぎて視聴者を混乱させる恐れがあるので、放送での伝達方法を検討中なのだという。
利用者側にも、気象警報が出た場合に休校にする学校が多いが、通学範囲が複数の市区町村にわたる所では、その一部だけに警報が出た場合どうすれば良いのか、などの困惑があるという。
気象庁としてはきめ細かい情報で災害防止に活用して欲しいとのことだが、格言に言う「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」の状態に落ちいってしまっているのだろう。気象庁側も、メディアや自治体の側も、対象地区の範囲と数に応じて、発表や伝達の方法を工夫する必要があるようだ。
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