自動車暴走事故の原因
トヨタ車の暴走事故は別にしても、日本でも自動車暴走事故は多数発生しているが、そのほとんどの原因はアクセルとブレーキの踏み間違いで片付けられている。しかし、これは運転者の「ブレーキのつもりでペダルを踏んだら加速した」と言う証言だけでそう判断されているのではないのか?実際に踏み間違えた事が検証されているのかどうか気になるところだ。制御コンピュータの誤動作やバグが隠れていないかの再調査をする必要がある。
自動車の制御にコンピューターが使われるようになり、使用されているソフトウエアも多いはずだ。その全てについて安全性が十分に検証されているのか、そしてそれがどのような手続きで行われているのかについて、詳細な情報公開が望まれる。
追記(2010/03/01);
そういえば今から40~50年前、オートマチック車が市販され始めた時期にはオートマチック車の暴走事故が多発した。その原因は、セレクターを前進(D)または後退(R)に入れたままエンジンを始動したことだった。この事故がきっかけになって、セレクターをニュートラル(N)またはパーク(P)にしないとセルモーター(スターター)を回せないようなインターロック機構が装備されるようになった。
もっともマニュアル車は今でもインターロック機構が無い。自動車教習所で教わった、踏切でエンストして再始動できないときは、ローギアでクラッチをつないだままセルモーターを回せ、という緊急脱出方法は今でも有効なはずだ。
追記(2010/03/15);TKさんコメントありがとうございます。
そうですか、踏切でエンストして再始動できなかったら、車をすてて緊急通報装置に走るしかないのですね。まず通報して、列車が止まってから車に戻り、踏切外に押し出してもらうと言う手順を覚えておきます。
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こんにちは。
実は今どきの国産MT車って、クラッチペダルを踏んでいないとエンジンがかからない仕掛けになっているんですよ。だから、スターターを回してクルマを動かすことはできないし、押しがけもできません。不便ですけど、安全を考えると仕方ないんでしょうかね。
Posted by: TK | March 04, 2010 10:56 PM