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January 28, 2010

またまた低床バスについて

過去にも低床バスの設計の無様さについて意見を書いたことがあるが、今回はエンジンの置き方について考えた。

現在のバスは、特殊な小型の物を除くと全てリアエンジンだ。これはバスのほぼ全長を客室に利用できるという事によるのだろうが、最後部にエンジンを置き、その前の床下に駆動系と燃料タンクを置くため後部の床はどうしても高くせざるを得ない。この為低床バスは前半と後半の床に大きな段差ができてしまう。そして、前輪のホイールアーチが大きく張り出すため、前半部の3~4分の1がふさがれてしまう。

どうせこの部分が利用できないのであれば、前輪を運転席より前に追い出せばよいだろうにと思う。乗用車に多い1.5ボックス車のように前部に小さなボンネットを作り、ここにエンジンを横置きして前輪駆動にする。そうすれば、前輪の大部分を客室から追い出せる。市街地のみを走るバスであれば、燃料タンクも小型でよいから運転席の下にでも置けばよい。

一方後輪は低床トラックをまねて小径の多軸多輪装にする。タイヤも超扁平型にすればよい。駆動系がないので、後部の床も前部並みに低くできるだろう。座席部分が多少高くなるかもしれないが、今の低床バスよりはるかに広く客室を利用できるだろう。

さらに、こうすれば全体の床が低くなった分だけ天井を低くできるので、車両の軽量化にもなる。

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